を かしな私 ページ31
.
なんで答えればいいんだろう
本当のことを言えばいいのかな
でもそしたらユンギに伝わってしまうかもしれない
そうなったら
ユンギはどう思うのかな…
「…あの、ごめんなさい。嫌だったらいいんです…僕ちょっと無神経なこと」
『ううん、大丈夫だよ。』
余りにもジョングクくんが焦るから
ちょっと笑っちゃって
困惑してる彼に、嘘をつくのも癪だから
ちゃんと言おうかな
『この事務所で、働いてるの。』
「え。」
あぁ、目の前にいるのはジョングクくんなのに
彼を通してユンギを探してる自分に嫌気がさす
今、どうしてるのかな
『広報として。』
「！っそう、なんですか…」
『うん。それより、どうして私がAだって分かったの？』
「え、あ…っとその、あの…」
決まりが悪そうに顔をうつむかせてるジョングクくん
『もしかして、ユンギから？』
ジョングクくんがパッとこっちを見るから
ちょっとビックリしたけど
途端に悲しそうな顔になって
「ヒョンにどうして言わないんですか？」
泣きそうに顔を歪めるから
苦しくて
違うの、ジョングクくん
全部、ユンギのためなのよ
なんて自分を正当化した言葉をかけたくなるけど
純粋な彼に、そんなこと言えない
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エマ(プロフ) - パコラバンヌさん» パコラバンヌさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）前の作品でもコメントありがとうございました！一生懸命頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします(^^) (2016年12月21日 18時) (
レス) id: 9dd6b0053a (このIDを非表示/違反報告)
パコラバンヌ(プロフ) - エマさんの新作！またまた面白い予感です！！！頑張ってくださいね（*＾＾*) (2016年12月21日 6時) (レス) id: f312053190 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エマ | 作成日時：2016年12月20日 23時
