は かない幸せ ページ23
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「君が、ユンギをプロデュースしてくれ。」
『……は、い。はい！！』
「ただし、また付き合うなんて事はないように。これは悪魔でも仕事。私情を挟んではいけないよ？」
『もう、何年も前から覚悟はできてます。ありがとうございます！！』
「そっか、心強いね。期待してる。」
私の肩を叩いてから出て行った
プロデューサーの後ろ姿を、しっかりと目に焼き付けておく
プロデューサーを裏切るようなことを絶対にしないように
『ユンギ、もう直ぐだからね…』
待ち受けに映る、彼と初めて出会った河川敷の写真
その写真を見て、彼に一目惚れしたあの頃を思い出す
「「……ほら。」」
『『…っえ？』』
「「んなとこで泣くなよ…な？」」
何があったかは知らねぇけどさ、なんて言って
少しよれた、まだ温もりのあるタオルを渡されて
「「今は辛くても、その、あー…ぜってー幸せはくるからさ？」」
耳を少し赤らめ、鼻下に手をやる彼を今でも鮮明に覚えてる
照れながら私を慰めようとしてくれてる彼に
私は、一瞬で恋に落ちたんだっけ
『『…ふふ。』』
「「っな！何笑ってんだよ！こっちは真剣に…」」
『『名前、何ていうの？』』
「「は？」」
『『私は、A。貴方は？』』
「「………………ユンギ。」」
『『ユンギ…ありがとう、ユンギ。』』
呆れたように私を見て、ふわっと笑った彼
貴方の笑い方が好きでした
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エマ(プロフ) - パコラバンヌさん» パコラバンヌさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）前の作品でもコメントありがとうございました！一生懸命頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします(^^) (2016年12月21日 18時) (
レス) id: 9dd6b0053a (このIDを非表示/違反報告)
パコラバンヌ(プロフ) - エマさんの新作！またまた面白い予感です！！！頑張ってくださいね（*＾＾*) (2016年12月21日 6時) (レス) id: f312053190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エマ | 作成日時：2016年12月20日 23時
