１８８（テミン） ページ42
キボミヒョンの車に乗り込み、行き先を伝えると、固まってこちらを向くヒョン。
キー「...ねぇそこってさ、」
「ユチョニヒョンのマンション」
おれがそう答えると、
キボミヒョンは大きくはぁ〜とため息をついてから
「これで明日もグダグダだったらほんっと怒るから！」
って言って車を走らせた。
車の中で、昨日(もう一昨日か)のことをキボミヒョンに話す。
どうせ記者の事はもうすぐみんなに知れ渡るだろうから。
「だからAが会ってくれるかもわかんない...」
キー「ややしいことしてくれたなー、ソンナウン」
「...でも、全部ナウンが悪いって訳じゃ...」
キー「そーゆーところがダメなんだよテミナ！あんたの彼女はAなの！いくら可愛い後輩だからって、その優しさはかえってみんなを傷つけるんだから！」
「...でも、」
キー「でもじゃない！ほら！着いたから、とにかくどうにかしてAと会わせてもらいな！僕は帰るからね、明日練習室でね。」
「ありがとう、ヒョン」
キボミヒョンの車が走り去っていくのを見届けた僕は、
目の前にあるマンションへと入ってゆく。
エントランスで、部屋番号を入力し、インターホンを押すと、
少し時間を空けてから
『はいどちら様ですか』
という声が聞こえた。
「テミンです。」
はっきりと告げる。
ユチョン『何しに来たの？』
「Aに会いに来ました。」
ユチョン『...今ここにAがいる理由わかってるよね？』
「はい。でも、僕はAに会うまで帰りません。」
ユチョン『申し訳ないけどそれは無理だわ。』
「こっちも無理なんで、お願いします。開けてください。」
今日会わないと、いけない気がした。
こうなることは、わかっていたけれど、おれは絶対引き下がらないと決めてきた。
ユチョン『...お前知ってるよね？俺Aのことになると、怖いよ？』
「わかってて、来ました。」
おれがそう答えると、
少したってから自動ドアのロックが解除された。
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通りすがりのシャヲル - 全部読みました。すごくすごく面白かったです。私もシャヲルです。また書く気になったら是非続きを書いてください。待ってます。 (2020年2月2日 17時) (
レス) id: b7046d8d15 (このIDを非表示/違反報告)
hanulu(プロフ) - 更新ありがとうございます！全てにおいて最高ですね！5人に守られるあたり言葉になりません！設定であっても嬉しい展開、、ありがとうございます！キーくんが私の想像通りな設定でした。とにかくすきですこのお話。応援してます！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: 3fbc8961c3 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - ずっと更新待ってました！すごく嬉しいしとても面白いです！無理せず更新頑張ってください！！ (2017年11月14日 7時) (レス) id: 2bfef312ca (このIDを非表示/違反報告)
エリ(プロフ) - 待ってました！更新ありがとうございます。ジョンインも辛い恋してるで、ちょっとは幸せになってほしいなー。テミン不可抗力とは言えお仕置き必要ですな！更新楽しみに待っています。 (2017年11月12日 18時) (レス) id: 0b7eddc726 (このIDを非表示/違反報告)
.。ミナ(プロフ) - 本当に面白くて大好きです~!!!!! 更新頑張ってください！ ずーっと応援してます♪ (2017年7月20日 12時) (レス) id: 70a57fc287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハラン
| 作成日時：2017年7月4日 9時
