１８７(テミン） ページ40
長く沈黙が続いた後、
EXOのマネージャーさんが「...このことは、一旦、会社に持ち帰ります。今日は、ありがとうございました。」と締めくくり、この重苦しい集まりは解散となった。
おれは、これ以上この空気に耐えられなくて、
先輩たちに挨拶をして、足早に立ち去った。
マネージャーヒョンが、車に乗り込み、
おれもドアを開けようとしたとき、遠くから聞こえる会話に、手を止める。
エクソマネ「...それは、」
ユチョン「明日必ず送り届けますんで。」
ユノ「何かあったら僕が責任を取ります。」
チャンミン「僕からもお願いします。今晩だけでも。」
ジェジュン「Aが一番安心できる場所なんです。」
ジュンス「お願いします！」
エクソマネ「...わかりました。例の記者がどこにいるかわからないので、細心の注意を払ってください。明日は〇〇局に９時です。よろしくお願いします。」
ユチョン「わかりました。ありがとうございます。」
エクソマネ「...立場上、してあげたくても、できないことがあるので、僕には。よろしくお願いします。」
シャマネ「テミン何してる〜？早く乗れ〜」
「うん。」
俺は、何もなかったように、車に乗り込み、ドアを閉めた。
ーー
宿舎に帰ったおれは、誰とも言葉を交わさずにシャワーを浴び、部屋に籠った。
連絡の来ない携帯の画面を見つめながら、時が経つのを待ち、
０時を過ぎた頃、
音を立てないように、部屋を出て、玄関に向かう。
静かに、そっと、靴を履いているときだった
キー「こんな時間にどこ行くの？」
背後から声が聞こえたのは。
「えっと...」
相手が、相手だったので、言葉が出てこない
おれの唾を飲みこむ音が、暗い玄関に響いた気がした。
キー「はぁ、もういいよ。」
答えられないおれに、呆れた声でそう言ったキボミヒョンは、
なぜか車の鍵を取り、靴を履きだす。
おれが訳わからないような顔をしていると、
「口開けてないではやく靴履きなよ」
といつもの早口で急かしてきた
「...ヒョン？」
キー「テミンの考える事なんて見え見えなんだから。どうせAのところ行くんでしょ？
僕の車で送ってあげるから、帰りは自力で帰ってきてね。」
...
キー「はーやーくー」
「ヒョン、大好き。」
キー「そういうのジョンヒョニヒョンだけで十分。」
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通りすがりのシャヲル - 全部読みました。すごくすごく面白かったです。私もシャヲルです。また書く気になったら是非続きを書いてください。待ってます。 (2020年2月2日 17時) (
レス) id: b7046d8d15 (このIDを非表示/違反報告)
hanulu(プロフ) - 更新ありがとうございます！全てにおいて最高ですね！5人に守られるあたり言葉になりません！設定であっても嬉しい展開、、ありがとうございます！キーくんが私の想像通りな設定でした。とにかくすきですこのお話。応援してます！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: 3fbc8961c3 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - ずっと更新待ってました！すごく嬉しいしとても面白いです！無理せず更新頑張ってください！！ (2017年11月14日 7時) (レス) id: 2bfef312ca (このIDを非表示/違反報告)
エリ(プロフ) - 待ってました！更新ありがとうございます。ジョンインも辛い恋してるで、ちょっとは幸せになってほしいなー。テミン不可抗力とは言えお仕置き必要ですな！更新楽しみに待っています。 (2017年11月12日 18時) (レス) id: 0b7eddc726 (このIDを非表示/違反報告)
.。ミナ(プロフ) - 本当に面白くて大好きです~!!!!! 更新頑張ってください！ ずーっと応援してます♪ (2017年7月20日 12時) (レス) id: 70a57fc287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハラン
| 作成日時：2017年7月4日 9時
