冬美 ページ39
「えぇ！？嘘でしょ！？」
今日の晩御飯を考えながらいつもの商店街に足を運ぶと、弟が同級生だろうか女の子と二人で歩いている所を目撃してなぜか咄嗟に隠れてしまった。
「は、花屋に入った…」
友達の話も聞いたことの無いのに、女の子のと…
もしかして彼女？！
もしかして前に飴をもらった子ってもしかするとあの子なの！！
まるで探偵のようにコソコソと隠れながら二人を追ってしまっていた。
この距離からは何を話しているのか分からないけど隣を歩いている女の子は笑ってる！
あんな可愛い子も雄英だなんて凄いわ…
どんな個性なのかしら同じヒーロー科かしら…
「笑ってる？」
珍しく焦凍の表情がやわらかい気がして、笑っているようにも見えてしまう。
あの女の子は特別な子なのだろうか…
あの子が誰かと一緒にいる所なんて見たことないかもしれない。
友達も聞いたこと無かったのに…
そう言えば以前ポケットから飴を何個か取り出して見ていた時があった。
「貰いもの」と食べずに勉強机の上に大事にとってあるのって…
やっぱりあの子からもらったのか…
そのお礼に今日は花をプレゼントってこと！？
「や、やっぱり…！」
女の子はポケットから焦凍が持っていた飴と同じイチゴミルクの飴を取り出して焦凍に渡した。
二人は一緒に口に飴を入れると、女の子は可愛らしい笑みを焦凍に見せると照れたのか目を横に逸らす。
「かっ…かわいぃぃぃ！！！」
恋愛漫画よりもピュアな青春をらしいことをしてる弟に一人喜びと初々しさに興奮が抑えられない。
「イイ感じじゃないの焦凍！！」
焦凍の事をあんなキラキラした目で見て、あの子も好きなんじゃないの！！
やっぱり恋人！？どうなの気になる！！！！
「あれって…墓花？」
「お、お客さん買うのか買わないの…」
「あっ、す、スミマセン！買います！！ジャガイモをっ…」
女の子が手にしたのはお供え物によく使われる花束で目を疑った。
焦凍何してんのよ！ちょっと天然なところあると思ってたけど！！
そこは天然はダメでしょ！！！
自分が何をしに来たのかなんてすっかり忘れていて八百屋のおじさんに、隠れるように二人を見ていた声をかけ意識が戻る。
じゃがいもより、二人が気になって仕方がない。
買って路地に隠れて二人を熱い視線で見つめてしまう。
「なっ――…う、うそでしょ///！！！」
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オプファー(プロフ) - 峰田が峯田になってるところが多いですよ、 (2018年10月27日 16時) (
レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
花丸(プロフ) - 飯田くんとの絡みがある！飯田くん推しなんでうれしいです。タイトルの絵めっちゃ上手いですね！可愛いです。更新頑張ってください！応援してます (2018年10月25日 6時) (レス) id: 9f8ca62b60 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ(プロフ) - ロアさん» ロアさんコメントありがとうございます！色ぬりはてんでダメなんですが、これからも描かせていただきますありがとうございます！峰田くん！大変失礼しました！まだまだ沢山ミスがあるかと思いますが、よろしくお願いします (2018年10月22日 20時) (レス) id: 41bd9cc7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - あとすみません！グレープ君の名前は峯田ではなく峰田だと思います！ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 1b3cb3793c (このIDを非表示/違反報告)
ロア - タイトル？の絵、物凄く上手ですね！お茶子ちゃん大好きなので嬉しかったです！更新無理しない程度に頑張って下さい！ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 1b3cb3793c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2018年4月1日 22時
