僕んちにおいで ページ9
呼吸を整えようとしている彼女
A「えっ!?私、そんなに軽そうですか?」
二重瞼を大きくさせて
彼女が俺を見る
ミンジュン「んー・・・・・そーいうのじゃなくて、何となく」
A「私、いつもならこんな事しません。何だか分からないですけど・・・なんかこう、ミンジュンさんに会わなくちゃって、得体の知れない何かに突き動かされたっていうか・・・」
うん。俺もだよ。
A「だから、えーっと・・・」
分かってる。説明はもういいよ?(笑)
俺も同じだから
ミンジュン「しーっ!とにかく、黙って呼吸、落着けようか?」
言いかけた彼女を制止して
俺は腕の中の仔犬みたいな彼女を
抱き直した
ふうっ・・・・
って、ようやく彼女の息が落ち着いて
体を離す
ミンジュン「もう、平気だね?」
Aちゃんの顔を覗き込む
A「はい!落ち着きました!」
ミンジュン「じゃあ、行こうか」
俺は彼女に手を伸ばす
何も言わなくても
その手をそっと掴んだAちゃん
フィーリングっていうのかな
この子は何も言わなくても伝わる、
そんな気がした
ミンジュン「ふふ。僕んちにおいで」
A「はい・・・///」
握り締めた小さな手
下心、無いわけじゃないけれど(笑)
Aちゃんを知りたいと思った
好きな音楽聞きながら
傍らにはデンバーとヌピがいて
ふわふわした雰囲気で
彼女ともっと話したいと思ったんだ
誰にも知られずに、こっそりと抜け出して
って、きっと、ジュノにはバレてるかな(笑)
シャンパン飲んじゃったし
手を繋いで歩いてくのも悪くない
家までの道
俺はいつになく
ドキドキ
ウキウキしてる(笑)
さあ。
行こう。俺んちへ
ミンジュン「あ、犬とか平気?」
これ重要ね
A「え?犬、ですか?」
ミンジュン「デカイの2匹いるんだけど・・・」
A「わぁ!そうなんですね?私、ワンコ大好きです。私も日本にいるんです。お留守番組が(笑)」
それ、最高だね。
ミンジュン「良かった。紹介するね。うちのデンバーとヌピを。きっと、大歓迎されるよ。君なら」
君自体が仔犬みたいだし(笑)
アイツらきっと、喜びまくって
ベロベロ攻撃だよ
覚悟してね?(笑)
パーティー会場から
結構繁華街歩いたけれど
彼女にしたって
紅いドレスだってのに
誰にも声を掛けられずに
MY HOUSE
ミンジュン「ようこそ、僕んちへ」
俺は白いドアを開けた
222人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスジンジャー(プロフ) - ともともさん» ありがとうございます。続き・・・・・( ºωº )考えてなかったですっ!そういう展開もありですね! (2015年7月12日 7時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - loveyさん» ありがうございます。ジニョンさんw扱いが可哀想ですw (2015年7月12日 7時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
ともとも(プロフ) - いつも楽しみにしています。メンバーみんなのお話が終わった、是非続編としてそれぞれのその後お家での話も読んでみたいです。これからも楽しみにしています。 (2015年7月11日 1時) (レス) id: 8547502fc4 (このIDを非表示/違反報告)
lovey(プロフ) - メンバーそれぞれのMY HOUSE 良いです(^O^)時折現れるジニョンヒョンがツボでした^ ^ 送車 逃げられるトコ(笑) (2015年7月2日 7時) (レス) id: b2ca206980 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - りささん» ありがとうございます! (2015年6月25日 13時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カシスジンジャー | 作成日時:2015年6月22日 1時