MY HOUSE

芝生の上で ページ34

色々囲まれて


サジン撮ったりしてるうちに


パーティーはちょっと違う空気になってきた


ちらほら今夜の相手、物色してる男共もいれば


その誘いを待ってる女もいたりする


もっと分かんねぇ様に出来ないのか？


そういや、チビ、どこだ？


ああ、会長の後ろにくっ付いてんな


会長から離れるなよ？


俺は、親心みたいな感じで彼女を見てた


それに気が付いたのか


チビがこっち見て


小さく手を振った


ガキか！(笑)


そろそろ俺も帰るか･････


って言っても、近場のホテルだけど。


ジニョンヒョンに帰ること伝えて


その辺にいたチャンソンにも


帰ることを伝え


俺は会場を後にした


中庭を通り抜けて駐車場へ向かう


噴水を過ぎたあたりで


芝生の上に人影を見付けた


え？倒れてる？


俺は恐る恐る近付いた


テク｢お前さ、何やってんの？｣


薄暗い芝生の上


万歳の格好で


仰向けに寝てるチビを発見した


A｢あ！オクテギョンだ！｣


テク｢だから、その呼び方、やめろっての｣


A｢へへへへへ｣


へへへじゃねぇだろ！


テク｢何やってんだ？｣


俺は横になってるAの隣に


腰を下ろした


A｢休憩｣


テク｢お前さ、そんなしたら、ドレス汚れるだろー｣


A｢いいよ、別に。誰もドレスなんて見てないし。皆が見てるのは、私のバックグラウンドだけよ｣


そーでもないと思うけど？


テク｢お前、ひねくれてんなー｣


A｢よく言われるよ(笑)｣


テク｢まあ、俺も同じだよ。2PMじゃない俺だったら･･･誰も相手にしねぇよ｣


A｢それはないでしょ。オクテギョンは、身長も高いし、結構イケメンじゃん｣


ほう。それは認めるんだな(笑)←


テク｢お前は、オフテギョンを知らねーからそう言うんだよ｣


A｢オフテギョン？？｣


そう言って、上半身だけ起き上がったA


テク｢そう。オフテギョン。オフの俺(笑)｣


A｢なにそれ。めちゃくちゃダサいとか？｣


ファッションテロリストだ！


テク｢ダサいかどうかは･････とにかく、仕事の俺とオフの俺は恐ろしく差がある｣


A｢ふぅん｣


って、興味ねぇのかよ！


そう思いながら、ふと、Aの足元見たら


裸足だった


テク｢お前、靴は？｣


A｢あ。なんか、こっち歩いてくるまでに、キツくて、その辺に脱ぎ捨てたと思う｣

自由人→←危機感なし！

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