MY HOUSE

MY HOUSE〈テギョン〉 ページ29

パーティー･･･


こんなパーティーはあんまり好きじゃない


まだ、山奥で、飯炊きしてる方がマシ！


よく分からんが、連れてこられた


パーティー会場


雑誌かなんかの創刊記念らしー


モデルさんいっぱいいて


女優さんもチラホラいて


もちろん、知った顔もあって


囲まれて、悪い気はしないど


キメ顔でずっといるのは


正直、すっげーーー疲れる


あーーー･････今すぐ山奥に行って


マッコリ飲みてぇー


シャンパンは嫌いじゃない


いや、酒全般好きだけど


気取って呑む酒は


酔えないし！


ニックン｢ミンジュン、あちこち女の子に声、かけちゃダメだよ｣


そうだ。よく言った。クン！


ミンジュン｢えー･･･こんなつまんないパーティー、そうでもしなくちゃ、間が持たないでしょ｣


テク｢お前なぁ･･･大人しくしてろって｣


ミンジュンは、すぐ消えるからな


要注意だ


ウヨン｢ねぇねぇ。やっぱり、モデルさん多いね。僕は、モデルさんより女優さんがいいな〜｣


ニックン｢ウヨン･･･最近少し、自由過ぎでしょ？ダメでしょ･･･｣


ウヨンもだ！


俺達はアイドルだぞ！


むやみやたらと結婚に応じてはいけないし、


彼女の存在だって、グレーにしとかないとな！


その点、ジュノはキッチリしてる


弟よ。俺はお前と同じだ！←おい


モデル｢あ、テギョンさん！この間、見ましたよ！世界のイケメンに選ばれてましたよね！凄いですよね！｣


シャンパンをチビチビ飲みつつ


会場内を見回してたら


声を掛けられた


ぐふふふ


ああ、ああ。選ばれたよ。


世界のイケメンに！


テク｢いやぁ、それほどでも〜｣(にやにや)


｢え！世界のイケメンなんですか！？｣


とかって、他のモデルさんたちもワラワラ


集まってきた


｢身長たかーい！｣


｢お肌、綺麗ですねー！｣


皆が口々に言う


いやいやいや〜


ニカッ！


ぐふふふ･････


モデル｢え、なんかイメージ違くない？｣←小声


テク｢え？なに？｣


モデル｢いえ！なんでもないです！｣


俺のカッコよさは


世界も認めるんだ！


ぴーんぐぴーんぐぴんぐ♪


はっ！いかん、いかん


ここは、山奥じゃない。


思わず口ずさんでしまう･････


｢あのぉ･･･オクテギョンさんじゃないですよね？｣


おあ？じゃない？


テク｢オクテギョンですが？｣


背後からの声に振り返った俺


ん？どこだ？


｢それ、わざとやってます？私、ここいますけど｣

チビ！チビ！チビ！！→←僕んちへ行こう

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