男勝り ページ25
ウヨン「なんだ、知ってたの!?」
A「知ってても知ってなくても。あんな男、苦手よ」
ふふ。ふふふふ。
ウヨン「そうなんだ(笑)」
A「だって・・・自分の事、凄くイイ男って勘違いしてるじゃない?あんな男から仕事貰うくらいなら、ご飯食べない方がマシ!」
ウヨン「ぶっ・・・くくくく・・・」
ほら、ね。
彼女はその辺の女とは違うと思ったんだ
A「ああ、そうだ。あなたの仲間?あの、ピアノにベッタリくっ付いてた人」
ああ、ミンジュンヒョンね
ウヨン「ん?そうだけど」
A「彼、イイわね。感情表現が、凄く豊かね」
ああ、そんな風に見えるの?
ウヨン「うん。だから、凄くいい歌書くよ」
A「へえ・・・そうなんだ。あなたは?書くの?ああ、何だかごめんなさい。私、偉そう(笑)」
ふふ。気が付いた?
ウヨン「いいよ。別に」
A「なら良かった・・・あー・・・喉乾いちゃった。どこかに自販機ないかしら?」
ウヨン「それなら・・・ちょっと待ってて」
僕は会場内に戻って
シャンパングラス2つ手にして
彼女のトコへ戻った
ウヨン「はい」
A「えっ・・・これ、シャンパン・・・」
一応私、仕事なんですけど?
って彼女は笑ったけど
僕の手からグラスを受け取って
一気に飲み干した
A「ふぅーーーー。美味しい」
小さく笑う彼女の
多分、口紅とかじゃない発色の唇が
凄くナチュラルで、
綺麗だな、
そんな風に思った
ウヨン「君ってさ・・・」
A「ん?」
言いかけたけど・・・
やっぱりやめとこう
彼女は気が付いて無さそうだから
自分が凄く、魅力的だってことに
ウヨン「ううん。何でもない」
A「なに?あ、分かった。男勝り、とかでしょう?」
言われ慣れてるけどね
って笑った彼女
前髪をすくってかきあげる
その仕草が
物凄く色っぽいって
知らないのかな?
彼女はあの会場の中で
1番着飾ってないけれど
1番綺麗なんだって事は
僕だけが知ってるんだ
ウヨン「違うよ」
僕はそう言って、彼女を真っ直ぐに見た
A「うわっ・・・///ウヨンさん。それ、ダメですよ?」
ウヨン「何が?」
A「や・・・うーん・・・ウヨンさんって、不思議」
不思議?僕が?
A「ああ。もう一回戻らなくちゃ。誰か、今日はお誕生日らしいの」
あー・・・・・そんな事言ってたな・・・
222人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスジンジャー(プロフ) - ともともさん» ありがとうございます。続き・・・・・( ºωº )考えてなかったですっ!そういう展開もありですね! (2015年7月12日 7時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - loveyさん» ありがうございます。ジニョンさんw扱いが可哀想ですw (2015年7月12日 7時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
ともとも(プロフ) - いつも楽しみにしています。メンバーみんなのお話が終わった、是非続編としてそれぞれのその後お家での話も読んでみたいです。これからも楽しみにしています。 (2015年7月11日 1時) (レス) id: 8547502fc4 (このIDを非表示/違反報告)
lovey(プロフ) - メンバーそれぞれのMY HOUSE 良いです(^O^)時折現れるジニョンヒョンがツボでした^ ^ 送車 逃げられるトコ(笑) (2015年7月2日 7時) (レス) id: b2ca206980 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - りささん» ありがとうございます! (2015年6月25日 13時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カシスジンジャー | 作成日時:2015年6月22日 1時