突然の訪問 ページ45
A「あの･･･私は大丈夫です。ああ、大丈夫って言うよりも、会えるなら会いたいって思います。でも･･･」
テクは忙しいだろうし
そうしょっちゅう、関西には来れないよね？
テク「でも？」
どう言えばいいかな･･･
A「テギョンさん、お忙しそうだから･･･」
私が東京に住んでいたら･･･
なんてね。
テク「時間、作ります。待っててください」
ねえ。テク。私、そんな事言われちゃうと
本気で待っちゃうよ？
A「うーん･･･無理、しないで下さいね？」
待ってます、とは言えない。
テク「僕は大丈夫です」
日程は読めないからって
また連絡しますって
近いうちに行きますって
テクは申し訳なさそうに言って
それから、私達は電話を切った
テクがまた京都に？
そんなの無理に決まってる･･･
背が高いってだけでテクは目立っちゃうし
京都は、修学旅行生や、若い人が多いから
それだけで危険
特定の場所に出没するのは
あまりにも危険すぎる
そして、それから2週間
テクは時々カトクをくれる
私からはしなかった
テクの負担になりたくなかったから
その代わり
ツイでのダイレクトメールは
時々、近況報告みたいなのをしてた
仕事帰り、いつものスーパーに立ち寄って
明日のお休みに、お弁当のおかずの
作り置きをしておこうと思って
少し多めに食材を買った
A「はぁ･･･仕事帰りに、醤油と油は失敗したかな」
重い･････一日中働いて、
この荷物はさすがにこたえる
冷蔵庫に食材を押し込むパワー
残るかな？
そんな事を考えながら
住宅街を歩く
午後10時
人気のない住宅街は
ほんの少し、怖い
思わず早歩きになる
ふと、手元が軽くなって
A「ひいっ！」
思わず声を上げてしまう
スーパーの袋を取り上げられてしまった
ひ、ひ、ひったくり！？
「おかえりなさい」
え？この声･････
街灯に照らされた人影
見覚えのあるシルエット
A「テ･･･ク？」
深く被ってたキャップを
ほんの少し上げたテク
テク「はい〜」
A「え？どうして？」
テク「近いうちに会いに行きますと言いました」
テクはニカッと白い歯を見せた
A「今日、だったの？」
テク「少し、時間が出来ました。Aさん、仕事だから･･･先に来ました」
ああ、私が仕事だったから、
連絡無しにとりあえず来てくれたの？
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カシスジンジャー(プロフ) - りささん» 今回はいつもと違うテクちゃんに挑んでおります。そろそろ２人の距離を縮めたいと思います！ (2015年7月21日 20時) (
レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - テギョン可愛すぎる〜（笑）でも、いつ伝えるのかなぁ(o^∀^o) (2015年7月21日 3時) (レス) id: b1e9b99a93 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - まりあさん» 有り難うございます！今回、いつになく、格好いいテギョンで行きたいな、なんて思っています！よろしくです！ (2015年6月15日 2時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！ファンミのDVDが素敵すぎてテギョンにメロメロです。更新楽しみにしています♪ (2015年6月15日 1時) (レス) id: 71a41385a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カシスジンジャー
| 作成日時：2015年6月10日 4時
