目の前のテク ページ38
テク「はい？」
今、何を考えてたの？
A「何だか･･･ものすごく考えてるって顔ですね(笑)」
もしかして･･･
私がテクペンだって事、
薄々気が付き始めたとか？
テク「あー･･･いえ。あの、寝ましょう。僕、寝ます。Aさんも寝て下さい」
ああ、そっか。眠いよね？
疲れてるよね？
A「はい。テギョンさん、寝た方がいいですね」
そうだよ。明日はって、もう今日だけど･･･
ジュノのソロコン行かなきゃだもんね？
テク「はい。仕事があります」
仕事、か。
でも、そんな風にテクにウソをつかせるのも
何だか悪い様な気もしてくる･････
A「だったら早く寝ないと」
私の頭の上のテクは
ゆっくりと瞼を閉じた
だから、私も。
テクの胸に、耳をぴとってくっ付けて
目を閉じた
とくんとくん･･･テクの心音が心地いい
身体に回されたテクの腕の重み
あったかさ。
胸がきゅんきゅんする。
私、きっと、アイドルってのを切り離しても
テクが好きなんだ。
キスが落とされた、おでこと頬が熱い。
明日になれば、テクは行ってしまう
きっともう。
会う事も無いんだろうな。
ああ、違うか。私はテクに会いに行ける
だけど。
この温もりを知ってしまったら
忘れる事なんて、出来ないよ
私、どうすればいいんだろう･････
考えを巡らせているうちに
いつしか睡魔が襲ってきて
私は深い眠りに落ちて行った
不意に、身体に乗っかってた重みが
フッと軽くなって
私は目が覚めた
テクの綺麗な手が
私の頭を撫でてた
どうしよう･････？
迷ったけど、頭の上のテクを見上げる
テク「あー･･･起こしてしまいましたね？」
見上げた先には、私の大好きな顔があった
A「ううん。そろそろ起きないと。おはよ。テギョンさん」
テク「おはようごじゃいます 」
ふふ。可愛い。ごじゃいます、可愛い(笑)
A「眠れましたか？」
テク「はい。眠れました」
でも、それはきっと、違うくて。
テク、目が腫れてる･･･
A「テギョンさん、ウソつきですね」
私はそっと手を伸ばして
テクの瞼に触れた
A「目が腫れてますよ(笑)」
こんな事なら、ホテル、
探してあげれば良かったかな
テク「そう？変ですね･･･僕、寝ましたのに･･･」
への字口でそう言うテク
見上げた顎には、髭があって
青々してて、少し吹き出しそうになる
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カシスジンジャー(プロフ) - りささん» 今回はいつもと違うテクちゃんに挑んでおります。そろそろ２人の距離を縮めたいと思います！ (2015年7月21日 20時) (
レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - テギョン可愛すぎる〜（笑）でも、いつ伝えるのかなぁ(o^∀^o) (2015年7月21日 3時) (レス) id: b1e9b99a93 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - まりあさん» 有り難うございます！今回、いつになく、格好いいテギョンで行きたいな、なんて思っています！よろしくです！ (2015年6月15日 2時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！ファンミのDVDが素敵すぎてテギョンにメロメロです。更新楽しみにしています♪ (2015年6月15日 1時) (レス) id: 71a41385a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カシスジンジャー
| 作成日時：2015年6月10日 4時
