テクのキス ページ37
テク｢あー･･･ありがとうごじゃいます･･･僕も･･･Aさん、素敵だと思ってて･･･可愛いと思ってて･･･｣
ええっ？
テクが？私を？
素敵？可愛い？
ちょちょちょちょっと待って下さい･････
思考が追いつかない･････
テクはそこまで言ってから、言い淀んでる
A｢テギョンさん？｣
テク、なにを考えてるの？
テク｢ん？｣
A｢何か考えてますか？｣
私、変な事言っちゃったから、
困ってるんだよね？
テク「ああ、あー･･･なんでも、ない、です」
ああ、やっぱり。
困ってる･････
私、テクの負担になるつもりなんかないのに。
A｢色々考えてますよね？(笑)あの、気にしないでくださいね。私、テギョンさんとこうしてるだけで、凄く、幸せなんですよ｣
私は精一杯笑って見せた
でも、これは、嘘じゃなく、本当の気持ち
テク｢あの･･･｣
言いかけたテクは
また何か考えてるみたい
A｢はい？なんですか？｣
テク｢キス、したい、です。良いですか？｣
へっ？
私、幻聴が聞こえてる･･･
妄想が得意になり過ぎたかな？
テクを見上げれば
ちょっと照れたような顔のテク。
え？今の幻聴じゃないの？
だとしたら･･･
テクが困んないように･･･
どう言えばいい？
A｢あ、の･･･私も、同じ事を思っていたのです///｣
咄嗟にそう言ってしまった。
だけど、嘘じゃない。
いつも思い描いてる事だから･･･
テクは私の髪を優しく撫でてくれた
顔を上げれば、いつも憧れて
追いかけてた顔がある。
ぶつかる視線。
ペンサとは違う視線。
テク、気が付いてる？
今、凄く優しい顔してるんだよ？
私の胸がきゅぅってなる。
その瞬間、テクが私の前髪にキスを落とした
ああ、もう限界。
こんなんで、テクを直視できないよ･･･
私は固く両目を瞑った
そしたら、テクは今度は私の胸が頬にも
キスを落とした
胸が震えると同時に
後悔が押し寄せる
私は、テクペンなのに･･･
どうして最初に言わなかったんだろう？
私がテクペンって知ったら、
テクはどう思うかな？
優しいテクの事だから、
怒りはしないだろうけど、私達の出会いに
偽りがあった事になる。
どうすればいい？
このまま黙っておくべきなの？
言うべきなの？
閉じてた瞼を開ければ
また、への字口のテクが見えた
A「テギョンさん？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスジンジャー(プロフ) - りささん» 今回はいつもと違うテクちゃんに挑んでおります。そろそろ２人の距離を縮めたいと思います！ (2015年7月21日 20時) (
レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - テギョン可愛すぎる〜（笑）でも、いつ伝えるのかなぁ(o^∀^o) (2015年7月21日 3時) (レス) id: b1e9b99a93 (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - まりあさん» 有り難うございます！今回、いつになく、格好いいテギョンで行きたいな、なんて思っています！よろしくです！ (2015年6月15日 2時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！ファンミのDVDが素敵すぎてテギョンにメロメロです。更新楽しみにしています♪ (2015年6月15日 1時) (レス) id: 71a41385a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カシスジンジャー
| 作成日時：2015年6月10日 4時
