GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ50)

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NICHKHUN ver.[GUILTYな彼女？] ページ50

重ねた唇は

熱くて、甘くて

かき混ぜると追いかけてくる

シャツワンピースから覗く膨らみは

僕を翻弄させた･･･

あまりにも窮屈そうに収まっていて･･･

着痩せするタイプだね(笑)

掌をそっと忍ばせると

はぁ･･･って、熱い吐息を漏らしたAさん

僕の胸がきゅうって締め付けられた

明け方･･･

カーテンの向こうはまだ薄暗い

僕の腕枕は少し高いから･･･って

僕の脇腹に、顔を埋めるみたいにして眠りについた彼女

小さな寝息･･･

規則正しく上下する

小さな肩･･･

ふわふわしてる前髪･･･

どれをとっても僕は･･･僕には･･･

癒しみたいに思えた

明日も明後日もこうしてたい･･･

なんて、叶わないことを思ってしまう･･･

A『行かない･･･で･･･』

眠っているハズの彼女が

吐き出した言葉

ニックン『寝言？』

腕の中の小さな肩に聞いた

A『ん･･･』

彼女が少し動いた

A『あれ･･･？ニックン起きてたの？』

上目遣いの彼女は

ドキドキするくらい可愛くて･･･

ニックン『ううん。さっき目が覚めたよ(笑)』

A『そっか･･･なんか、ヤな夢見ちゃった。起きたらニックンが、居なくなってる夢･･･』

ニックン『いるよ。ここに(笑)』

A『うん･･･良かった･･･』

そう言ってから、また瞼を閉じた彼女

手放したくないな･･･なんて思ってしまう僕

ダメかな？

気持ちが溢れ出しちゃってる･･･

高鳴るビート、止められそうにない(笑)

ニックン･A『また会えるかな？』

2人して同時にした、言葉･･･

Aさんが、クスクス笑う

ニックン『うん。会おう。そうでなきゃ嘘だよ(笑)』

A『いい、の？』

いいに決まってる

ニックン『問題あるかな？』

A『ないよ(笑)』

ニックン『じゃあ･･･もう少し眠ろうか･･･』

A『うん･･･』

小さな肩を抱き直して

僕は滅多に貪れない睡眠を･･･

優しい香りに包まれながら

そのやんわりとした感触を確かめながら

貪ることにした･･･

心地いい眠りは

疲れた僕を癒してくれた･･･

有り得ないと思ってたのに･･･

これはGUILTYなんだろうか？(笑)

Aさんからはかけ離れた言葉･･･

☆Fin☆