GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ49)

今日:22 hit、昨日:36 hit、合計:87,608 hit

NICHKHUN ver.[オトナな彼女] ページ49

僕が困っちゃうくらい

照れた顔をしてた･･･

僕、このままこの部屋を出る事なんか出来ないよ･･･

どうすればいい？

ほんの数時間前まで名前も知らなかった彼女を

僕は抱き締めてもいいのだろうか？

A『私、酔ってないよ？』

察しがいいAさん

僕の心を読んだよね？

靴を脱がせただけで

あんなにも焦っていたのに

そんな大胆な事言っちゃうなんて･･･

ああ･･･僕が言わせちゃったのか･･･

躊躇ってる僕はカッコ悪いな･･･

A『私、あなたの名前、聞いてなかった(笑)』

彼女はオトナだ･･･

ニックン『ああ、そうだったね。僕はニックンホルベチクル･･･』

A『ふふ･･･何だか、難しい名前だね(笑)ニックンホルベ･･･？』

そう。僕らは出会ったばかりで、お互いに名前もろくに知らなかった2人･･･

ニックン『ホルベチクル･･･』

A『ああ(笑)ホルベチク･･･』

言いかけたAさんの唇を

僕は言葉ごと飲み込んだ

ミントの香りの唇

その先もミントが広がっている

だけど、ほんの少し

彼女の甘さも加わって

僕はもう、止まらない･･･

ニックン『僕たち、今日･･･知り合った･･･ばかりで･･･』

キスの合間に

彼女に問いかけてみる

Noと言われたって止められないけど･･･

A『アリ･･･じゃない･･･かな･･･？』

ふっ･･･とAさんは、小さく笑った

甘く開かれた唇･･･

その上唇をそっと甘噛みして･･･

彼女の白いシャツワンピースのボタンに手を掛けた

すると、彼女の手が僕の手に重なる

A『いつもは･･･こんなんじゃないの･･･』

分かってる･･･

君が軽い子なんかじゃないって事は･･･

僕は手を離して

Aさんの手を掴んだ

ニックン『うん･･･知ってるよ･･･』

そう言えば、また小さく笑って

頷いたAさん

僕は彼女をそっと押し倒した

シャツワンピースのボタン

ゆっくりと一つずつ外してく･･･

ギュッと目を瞑ったAさん

その仕草が、痺れるくらい

可愛いと思った

ニックン『どうして、そんなに可愛いの？(笑)』

彼女の瞼にキスを落とすと

そっと開かれた瞼･･･

濡れてる瞳の奥は

揺らぐものなんか一つもなくて

僕を真っ直ぐに見てた

そんなAさんを

めちゃくちゃに乱れさせたい、なんて思っちゃったり･･･