GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ48)

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NICHKHUN ver.[ミント味の彼女] ページ48

A『違うよっ･･･顔をザブザブ洗っちゃったから･･･メイク取れちゃったし』

ニックン『ふふ･･･そんなの気にしなくていいのに･･･』

A『だって･･･最悪･･･』

僕は彼女の言う通りに部屋の灯りを落とした

ベッドサイドだけの灯りになった部屋は

彼女の輪郭を

逆にハッキリ映し出していた

ニックン『辛い？』

水を一気に飲んだ彼女

A『ううん。もう平気(笑)全部出ちゃって、アルコールすっかり抜けちゃった･･･もったいない事しちゃった･･･ごめんなさい』

凄く申し訳なさそうな彼女

ニックン『気にしなくていいよ。そんなの(笑)』

白かった顔も少し良くなった気がした

ああ･･･靴も脱いでなかったのか･･･

僕は彼女の前に屈んで

パンプスに手を掛けた

A『ああ！そんなの！いいからっ！』

慌てる彼女もまた可愛くて

ニックン『足どう？昼間のキズ、平気？』

靴を脱がせて、昼間、ケガをしたトコをみたら

絆創膏から血が随分滲んでた

ニックン『痛む？』

A『ううん。平気。こんなのどうってことないよ！ニックン心配し過ぎだよ(笑)』

手を添えてた足首･･･

細くて･･･白くて･･･

僕は思わず口付けた

A『えっ？えっ？ニックン！？』

ニックン『あ、ごめん･･･可愛い足首だったから(笑)』

僕が見上げた先の彼女の顔は

さっきの紅い顔とはまた違う紅さを取り戻していた

そんな顔されたら･･･

僕はもう、躊躇う事なんて出来なくなるよ？

彼女の膝の横に両手ついた僕は

彼女と視線を合わせた

長いまつ毛を数回瞬かせた彼女

それからゆっくりと目を閉じた

こうなるって予想、してた？

重ねた唇からはミントの香りがした(笑)

あんなに気持ち悪がってたのに･･･

オトメだなぁ･･･この人は(笑)

柔らかな唇･･･

暖かくて、何の躊躇いもなく

僕を受け入れる･･･

僕はそのまま彼女の隣に腰を下ろして

彼女の腰を引き寄せた

もっと深いキスが欲しい･･･

出会ったばかりなのに･･･

一目惚れなんてないって思ってたのに･･･

胸の中に彼女を一旦、閉じ込める

ふわり･･･彼女の髪から香りがして鼻先をくすぐる

ニックン『Aさん、凄くイイ香り･･･』

A『ありがとう。お気に入りの香りなの(笑)』

耳元で交わす会話は

イケナイ事をしている気分にさせる

胸に閉じ込めてた彼女を離して

顔を覗き込んだら･･･