NICHKHUN ver.[はしゃいでいる彼女] ページ41
ニックン「なか、チェックして。取られたもの、ない?」
肩で息をしながら
パンプスを地面に落として
彼女はカバンの中を見た
ゴソゴソして
「大丈夫ですっ!有り難うございます!助かりましたっ!」
って深々とお辞儀
ニックン「気を付けてください〜」
「あっ!はいっ!」
彼女の足元見たら・・・
あー・・・パンスト破けちゃってる・・・
ニックン「あし、ダイジョーブ?」
僕の言葉に
彼女は、はっっっ!!!として
視線を足に持ってった
「あああああ・・・・・・」
今、気が付いたのね(笑)
僕は屈んで彼女の足の様子を見た
ニックン「ピが・・・」
えっと・・・・・・血って・・・Blood・・・えーっと・・・
『血がでてるの?』
おっ?ハングル?
僕はサングラスをずらして、彼女を見上げた
『ええっーーーーー!』
彼女は片足を見ようとしてたからグラグラ・・・
ニックン『危ない!』
僕は彼女を抱き抱えた
「ニックン!?なのっ!?」
腕の中の彼女の声がひっくり返ってて
可笑しかった
ニックン「そうです〜。ふふっ」
彼女は慌てて僕の腕から抜け出して
「す、すみませんっ!ごめんなさい!」
ミアネヨ・・・って最後に小さく言った
ニックン『いいよ。気にしないで』
それより、早く消毒した方がいいよ・・・?
『あの、大丈夫です。私。だから、もう、行っちゃって下さい。他の人に気が付かれると、ニックン、大変な事に・・・』
ああ。この人は僕を知ってるんだ
それでいて、握手してくださいとか、写真一緒に撮ってくださいとか言わないあたり、僕には興味ないってやつかな?(笑)
でも、僕はどうしてもこの、裸足の彼女を放っておけなくて・・・
ニックン『とにかく、その足・・・早く手当しないと、ね』
僕達は近くの公園のベンチに向かった
ニックン『少しここで待ってて?』
そう言えば
『あのっ・・・私なら大丈夫ですから。ほんと、気にしないでください』
って恐縮する彼女
ニックン『僕は大丈夫だから(笑)待ってて』
僕は彼女を公園に残して、薬局へ向かった
必要なモノを買い揃えて、コンビニで飲み物も買って、急ぎ足で公園へ戻った
ベンチには彼女はいなくて・・・
えっ?どこに行っちゃったの?
見回せば・・・
小さい子供達の輪の中に彼女を見付けた
じゃぼん玉を作って
子供達とはしゃいでる彼女
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作者名:カシスジンジャー | 作成日時:2015年2月25日 18時