GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ33)

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Wooyoung ver.[酔っ払い] ページ33

A『あー･･･私、飲みすぎちゃったんだ･･･どうりでフワフワするなと思ったのー･･･ウヨン･･･変わった髪型してるねー･･･両サイド、カリカリにしてるんだ～』

ふふふ～

って笑ってるAちゃんは

まだ酔っ払ってるの？

それとも、それは天然でそんな感じなの？

分からない･･･

ガバっ！

って突然起き上がったかと思ったら

ボスンって

枕に頭を落とした

A『うーーーー･･･グルグルしてる･･･』

ウヨン『お水、飲む？』

A『あ、うん。飲みたい』

そう言って

彼女はもそもそして

壁側に身体を預けて

上半身を起こした

ペットボトルを彼女に渡したら

A『ふんぬぅーーーー･･･』

って言いながら、キャップを外しにかかった彼女

なにそれ、可笑しい(笑)

ウヨン『開けれない？硬い？』

A『うーん･･･硬いのかな？』

ウヨン『貸して』

ペットボトルを彼女の手から奪って

キャップを外した

ウヨン『はい。飲みなよ』

ペットボトルを彼女に持たせた

Aちゃんは両手でペットボトルを持って

じーーーーっとそれを眺めてた

え？なに？今度はなに？

ウヨン『どうしたの？』

A『ウヨンはさ、今の仕事、両親に反対されたりした事ある？』

って唐突に切り出した

しかも、その質問はなに？

何か意図があるの？

ウヨン『あるよ。お父さんがすごく反対したよ』

A『ああ、そうなんだ。やっぱり、親って反対するものなのかな？』

君も反対されてるの？

普通のお仕事なのに？

ウヨン『職種にもよるんじゃないの？適性とか』

A『あー･･･そっか･･･適性ね･･･』

そう言って

サイドテーブルにペットボトル置いて

よいしょって立ち上がった彼女

A『ウヨ･･･ン･･･キモチ･･･わる･･･』

ええっ！？

ちょっと待ってっっ！！！

ウヨン『吐きそうなの？』

って聞いたら

こくこくって頷いた、Aちゃん

ウヨン『ほんと！？ちょっ！こっち！トイレこっち！』

僕は慌てて彼女を抱えて

トイレに彼女を押し込んだ

ゴホッゴホッ･･･

うぇーーーー･･･

って･･････

この人なんなのーーーーーー！

ひん･･･

ウヨン『Aちゃん･･･開けていい？』

･･････

え、返事なし？

仕方なく、ドアをそっと開けた

トイレに座り込んでた彼女が

僕を見上げた