GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ32)

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Wooyoung ver.[寝顔] ページ32

ウヨン『このまま放っておくワケに行かないから、とりあえず、僕の部屋に連れてってよ。僕、後から行くから』

マネ『それ、無理だろ。別に部屋取るよ』

ウヨン『大丈夫だよ。彼女なら』

スタッフ『マネージャーさん、多分、大丈夫ですよ。さっきの彼女の態度、私、見てますから。ウヨンだって事も、芸能人だって事も気が付いてませんでした。それより･･･彼女、どこかで見た事ありません？』

スタッフさんは、信号待ちで振り返った

マネ『ウヨンより、彼女のが有名人って事？』

スタッフ『いや、どうなのかな、と。僕、どこかで見た事あるような気がしたんです。気のせいかな？』

マネ『気のせいでしょう～！確かに綺麗な人だけど･･･』

ウヨン『芸能人じゃないよ、この人。アメリカで仕事してたって言ってたし』

スタッフ『いや、芸能人とかじゃなくって･･･どこで見たのかな･･･』

マネ『とにかく、ウヨン、お前がそんなに人に懐くの珍しいから、多分、大丈夫だとは思うけど。気を付けろよ』

ウヨン『うん。分かってる』

そうなんだ

僕、簡単に人を懐に入れるような事はしない

マネ『全く･･･お前達は自由過ぎて困るよ･･･あ、連絡なしに居なくなるのだけは、ダメだからな』

ウヨン『はーい』

それは(笑)

ミンジュンヒョンと僕は

フラッと居なくなっちゃうからね

ごめんね、ヒョン(笑)

ヒョンとスタッフさんに抱えられて

彼女は僕の部屋へ

しばらくしてから、僕は

部屋に戻った

ベッドですぅすぅ寝てる彼女は

小さな子供みたいで

頼りなくて

僕は、ベッドの脇に椅子を運んで

その様子を見てた

でも、なかなか起きそうにないから

リハの後、シャワーしてなかったな、なんて思い出して

シャワーする事にした

シャワーから戻っても

彼女は同じ位置で

同じポーズでそこにいた

ウヨン『爆睡なの？(笑)』

小さな声で呟いたつもりだったけど

A『う･･･ん･･･』

って寝返り打った彼女

ぱちっ･･･

って目が開いて

A『ここは･･･どこ？』

って、まだ、夢の途中みたいな顔をした

ウヨン『ここ、僕の泊まってるホテル。Aが寝ちゃったから、仕方なく連れてきたの』

僕は、タオルで髪をガシガシ拭きながら

ベッドの脇のイスに座った