GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ28)

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Wooyoung ver.[興味なし] ページ28

A『言う？何を？』

キョトンってしてるAちゃん

ウヨン『僕と会うこと』

A『あーーーーー！そっか。そうだよね。言わないよ。そんなの。えっと、どう言えばいいかな･･･私、芸能界とかそういうのあんまり興味がないっていうか･･･あ、違うよ？ウヨンくんに興味がないとか、そういう意味じゃないからね！ミーハーな感じ？っていうの？そゆの、全くないからっ！』

って熱弁のAちゃん

おっかしー･･･(笑)

興味ないってハッキリ言うし

ウヨン『いいよ(笑)そんなに否定しなくても』

僕はAちゃんを信じる

A『だけど･･･いいの？外、出歩いたりなんかして』

ウヨン『うん。平気、平気』

A『そっかー！良かったー！もう、なんか、ウサギのぬいぐるみごときで呼び出しちゃって申し訳ないなって』

あ、そうだ。それが本題だったんだ

僕は革ジャンのポケットから

ウサギのぬいぐるみを出した

ウヨン『これ･･･』

A『うわーーーー！ありがとっ！ありがとっ！これ、汚いんだけど、大事なんだ！』

ウサギのぬいぐるみを受け取ったAちゃんは、大事そうにそのぬいぐるみを撫でた

A『このウサギとスーツケースね、亡くなったおばあちゃんからの最後のプレゼントだったの。見つけやすい様にって最初からスーツケースに付いてたから、ずっとそのままにしちゃってて。そろそろヤバイかなーとは思ってたんだけど』

ウサギのぬいぐるみを愛おしそうに眺めるAちゃん

ウヨン『良かったね。飛行機の中で取れたりしなくて』

A『うん。ほんとそうだよね･･･』

そんな話をしながら

食べ物を適当にオーダーして

僕たちは、他愛もない話をした

彼女に至っては

僕が誰だか分かっても

空港で出会った時と変わらない態度で

それが僕には嬉しかった

ウヨン『韓国へは時々来たりするの？』

A『あ、うん。法事とかそういう時は行ける範囲で行くようにはしてる。なのに、ウヨンくんを知らないとか、ほんと、笑っちゃうよね(笑)』

確かに･･･改札とか僕達いたりするんだけど(笑)

どどーーーんっておっきい広告とか

ロッテの免税店とかにもいるんだけどな

それに気が付かないって(笑)

ウヨン『俯いて生活してるの？(笑)』

A『それ、どーゆー意味よ(笑)』

なんて、フットワークの良い会話

気持ちいい

ウヨン『広告の仕事って、どんなの？』