Wooyoung ver.[綺麗] ページ25
ウヨン『そう。付いてたの・・・多分、僕の部屋に落ちてるの・・・』
スタッフさんに言ったら
『え?あなたのところにあるんですかっ!?』
ってハングルで聞いてきたおねぇさん。
ウヨン『はい・・・ごめんなさい。うっかりしちゃって・・・ポロンって取れちゃって、そのまま置いてきちゃった・・・』
あんなにボロいのに、そんなに大事なの?
『あー・・・そうなんですね。どうしよっかなぁ・・・あ、私も時間ないんです。仕事があって・・・』
ウヨン『お仕事、どこでしてますか?』
これ以上、迷惑かけらんないよ・・・
『えと、お台場で・・・』
おっ!丁度いいじゃん!
ウヨン『あの、僕も今日はその近くで仕事してるんです!良かったらどこかで待ち合わせませんか?』
僕はキャップとサングラス外した
そしたら、おねぇさんが
『あらっ。あなた、綺麗ね(笑)』
って笑った
綺麗なおねぇさんに、綺麗ねって言われるの
何か変な気分(笑)
僕たちはお互いの名前と連絡先を交換しあって
待ち合わせの約束をした
ホテルに戻って
事の経緯をヒョンに話したら
マネ『お前・・・そんな簡単に連絡先、教えちゃダメだろ!』
怒られちゃった・・・
だって・・・大丈夫そうな人だったんだもん
僕が芸能人って事すら
気が付いて無かったと思うよ?
ウヨン『でも、悪いのこっちだし・・・』
あのおねぇさん、絶対にイイ人。
見たら分かるもん
ショートカットで爽やか〜な感じで
仕事できますっ!
って雰囲気だったな
それに・・・
スーツケース交換した時
彼女からふわわわ〜ん♡
ってすっごくイイ香りがしたんだよ
一般の人とこんな風に知り合う機会?っていうの?あんまりないから、何か新鮮だったし
向こうは僕の事
知らない感じだったし!
だから、絶対に安全な人なんだよ!
マネ『とにかく。そのウサギのぬいぐるみだかなんだかは、俺が預かるから。彼女から連絡きたら、教えろよ』
って釘を刺された
いいもん。教えないもん
ヒョンはこっそり返しに行くつもりだろうけど
僕が悪いんだから
僕がちゃんと返しに行くんだ
明日のライブのリハは
順調に終わって
僕は彼女からの連絡を待ってた
だけど・・・お台場にいるはずのおねぇさんからは、ちっとも連絡来なくて・・・
結局、僕はホテルに戻った
スタッフ皆とご飯行こうってなって
集合時間まで部屋で
スマホ弄ってた
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作者名:カシスジンジャー | 作成日時:2015年2月25日 18時