GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ21)

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Jun.K ver.[ アンニョン] ページ21

彼女の手首を掴んで

甘めのキスを落とした

何となくそうしたかった

サヨナラのキスのつもりも無かった

A『ズルいよね･･･Jun.Kは(笑)』

だって

したかったんだもん

また会いたいなって

思った事は

胸の奥にしまって

飲み込んだ

Jun.K『そう？(笑)ズルいかな。俺』

A『ばか(笑)』

さ、早く行かないと･･･

ホテルが目覚め始めちゃうよって

Aちゃんは

俺の背中を押した

Jun.K｢A、アンニョン･･･｣

色んな思いを込めて･･･口にした言葉･･･

動き出したら出したで

思いは

無理やり

止める必要もないかな、なんて

開かれたドア出たら

A『Jun.K･･･』

って呼ばれて

振り返ったら

首元掴まれて･･･

キスを寄越してきたAちゃん

アンニョン！

そう言って

ドアを閉じた･･･

目覚める前のホテルの廊下

シン･･･としてて

不思議･･･

部屋に戻ったら

テクがノートＰＣに手を添えたまま眠ってる

Jun.K『口空いてるし･･･(笑)』

ゲームしながら寝たのかよ･･･

メガネ外せよなー･･･

テクのメガネ外して

サイドテーブルにそっと置いて

ＰＣもそっと抜き取った

ふぁ～･･･ねむ･･･

ちょっと寝よう～･･･

ベッドにボスンってカラダを預けたら

一気に睡魔･･･

･･･

テク『ミンジュン、起きろ～』

テクの不貞腐れ声に起こされる

Jun.K『まだ、寝たい～･･･』

テク『あほか！お前、そのカッコどーにかしろよー』

女の香り、プンプンさせやがって･･･

ってブツブツ言ってるテク(笑)

そのセリフ、この間、俺が言ってたような？(笑)

テク『俺、知らねーからなー･･･』

ってテクが俺のスマホ

ベッドに投げた

あ、、、

着信･･･いっぱい･･･

カカオも･･･

Jun.K『忙しかったって事で(笑)』

テク『あーはいはい。お前、そのうち刺されろよ(笑)』

昨夜の事

後悔はしない

止められないこともあるって事で(笑)

☆end☆