GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ3)

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CHANSUNG ver.[高鳴る鼓動] ページ3

僕の膝の上に乗っかってるAさんの足･･･

冷え冷えのタオル当てたら

A「うっ･･････」

って顔をしかめた･･･

きっと、僕が心配すると思って

声を出さずにいるんだよね？

チャンソン「ガマンしなくていい･･･です･･･」

そしたら、Aさんは小さな手で僕の腕をギュッと掴んだ

多分、無意識だよね？

小さな白い足の甲が赤くて･･･

これ、跡が残ったらどうしよう･･･

チャンソン「びょういん、行った方がいい･･･」

女の子の、足･･･

夏になればサンダル履かなきゃだし･･･

A「ううん！大丈夫だよ！これくらいなら、跡も残んないし･･･」

チャンソン「ほんとうに？」

A「うん。ほら、見て」

ってAさんはニットの袖をずらしあげた

えっ･･･

チャンソン「こ･･･れ･･･」

現れた白い腕には

小さな火傷の跡があって･･･

たくさん･･･

A「うん。お鍋とか当たったり、熱いの飛んできたり(笑)よくあるから。足だったら見えないし、平気だよ」

僕はどうしてだか

彼女の白くて細い腕を掴んだ

分かんないけど

その、たくさんの小さな火傷の跡

一つ一つに

そっと触れるように

キスを落としちゃった･･･

A「チャン･･･ソン？」

はっっっっっ！！！

僕、今、何したのーーー！！！

チャンソン「うあっ！あぁ！ご、ご、ごめんなさいっ！」

A「ふふふ。チャンソンっておかしい(笑)そんなこと、してくれる男の人･･･初めてだよ･･･///」

ええっ！

ちょっとぉ！

この人、なんなのっ！

僕、いちいちドキドキしちゃう･･･

そんな風に言いながら

彼女が照れた顔するから

僕･･･思わず･･･

小さいAさんの小さい頭を

胸の中に閉じ込めてしまった･･･

ひぃーーーーーーー！

ぼ、僕っ･･･本能の赴くままに行動しちゃってる･･･汗

A「ふうっ･･･チャンソン･･･？」

胸の中でAさんが息をつく

チャンソン「あっ！ごめんなさいっ！苦しかった？」

慌てて腕を緩めたら

アーモンドみたいなクリクリした目で

僕を見上げたAさん

目が合うと

ドクドクドク･･･

僕の中から何かが溢れ出してくる･･･

さっきは、不慮の事故で触れてしまった

柔らかい唇･･･

もっと知りたい･･･触れたい･･･

今日の僕･･･ちょっと大胆かも･･･