GUILTY LOVE～それぞれの恋～ (ページ14)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:87,553 hit

Jun.K ver.[変な方向] ページ14

A『後ね、アレも好き。ミッチンゴアニーヤー♪あれ、耳から離れないよ(笑)』

へぇ。

ちゃんと聴いてくれたんだ

Jun.K『あれも、俺が作ったの』

A『あ、そうなんだ。じゃ、やっぱり、アーティストなんじゃん。凄いよ。あれ、一回聴いたら忘れらんない(笑)中毒性あるね』

って俺達におおよそ興味のない人から

そんな風に評価されると嬉しくなる

Jun.K『そう言われると、なんか、嬉しいよ(笑)ありがと』

A『ふふ(笑)Jun.Kは素直なのね～』

そう言いながら

あ、コーヒー

ってまた立ち上がったAちゃん

チェスターコート脱いで

椅子に掛けた

興味のないオンナ

だけど、俺は一応オトコで(笑)

白いシャツ

ボディラインのわかるやつ

スキニージーンズ･･･

ついつい見ちゃう

A『お砂糖とミルクは？』

って振り返った彼女

綺麗なお尻だなぁ･･･

なんて思っちゃったりして

Jun.K『あー･･･要らない』

Aちゃんはマグカップをローテーブルに置いて

パンプスをコロンって、脱ぎ捨てた

A『さすがに1日仕事して、ビール呑んだら、浮腫んできた(笑)』

ってピンク色の舌をペロンって出した

あー･･･この人は、こんな風に可愛いんだって

思わず違うスイッチ入っちゃう俺

空になった缶を置いて

新たにテーブルのビールに手を伸ばした

Jun.K『まだ呑むの？何本目だよ』

A『4本目？まだまだイケる！実は、ラウンジでも一杯呑んでたんだけど(笑)』

彼女の入れてくれたコーヒーは

美味しくて

イイ香りがした

Jun.K『飲み過ぎでしょ』

A『いくら呑んでも酔えない日もあるわよ。この職場でやってこうって思ったら、呑めなきゃ(笑)なめられる』

頑張ってるんだなぁ･･･

そう思って、思わず彼女の頭を撫でた

Jun.K『頑張りすぎるな』

けど

ちょっと後悔

だって･･･

なんだかんだ言っても、彼女は女のコ

A『Jun.K、それは反則だよ～』

って、体育座りした膝に

顔を伏せた彼女

ふぅーーーー･･･って長い溜息をついた

Jun.K『ははっ。もっと肩のチカラ抜けば？』

A『そうも言ってらんないの(笑)』

顔を上げたAちゃんは

ほんの少し

まつ毛が濡れてるように見えた

Jun.K『俺も一本ちょうだい』

これ、呑まなきゃ･･･

俺、変な方向に行っちゃいそう･･･

A『ほんと？』

って嬉しそうなAちゃん