CHANSUNG ver.[キラキラ] ページ1
だけど、彼女はゆら〜って倒れそうになって、僕は慌ててキャッチした
ドサッ･･･
ソファに倒れ込んだ僕とAさん･･･
フニッ･･･って柔らかい感触が･･･
唇に･･････
ガーーーーーーン･･･
僕達･･･
不慮の事故だけど･･･
キスしちゃった･･･汗
チャンソン･A「ご、ご、ご、ご、ごめんなさいっ！」
同じタイミングでそう言った僕達
慌てて飛び起きた僕
A「ぷっ！」
目が合って･･･
A「あはははははは！」
彼女は大笑いして･･･
チャンソン「ふは･･･ははははは･･･」
僕も笑ってみた･･･
A「私達、なにやってんだかね(笑)」
とにかく、座って！
って強く言われて
僕はソファに座って
ヒョコヒョコ歩いてるAさんを眺めた
僕が困らないように
きっとAさんは、笑い飛ばしてくれたんだろうな･･･
チャンソン「あ、サボテン。これ、この間のお礼」
僕はローテーブルにサボテンを出した
カウンターから顔を出した彼女は
A「えっ！お花咲いてるの？可愛い！」
って、すっごく嬉しそうな顔をしてくれた
A「あー･･･でも、お礼はマフラー貰っちゃったのに･･･」
チャンソン「えーと･･･迷惑もかけたから･･･」
だったら、サボテンなんて安すぎるよね･･･(涙)
A「迷惑なんかじゃないよっ！全然だからっ！」
チャンソンごめん！ちょっとこっち来てくれる？
って言われて
キッチン入ったら
チャンソン「ええ！ケーキ！？」
僕の目の前に現れたのは
チョコレートでコーティングされた
すごーく美味しそうなケーキ！
A「うん。そう！暇だしね(笑)作っちゃったの。たくさん！良かったら、お持ち帰りもあるから！」
そして･･･
僕達はソファで並んで
ケーキを食べた
チャンソン「おいひい！」
一口食べたら
チョコレートのすごく濃厚な
大人のチョコの味！
(名前 )「ほんと！？良かった！」
Aさんは、キラキラした目で僕を見た
あー･･･カフェで会った時も思ったんだけど
彼女ってキラキラしてるんだよね(笑)
何か一生懸命やってるって感じが
スゴク伝わるんだ
チャンソン「仕事、楽しい？」
僕の質問に
Aさんはさっきよりも目をキラキラさせた
A「うんっ！スゴク楽しいよっ！美味しいって言ってもらえると、ほんと、嬉しいから！」
キラキラしてる彼女に僕は･･･
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作者名：カシスジンジャー
| 作成日時：2015年2月25日 18時
