HEY YOU (ページ9)

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あの日のことページ9

～ジュノside～

ジュノ『なにが？』

チャンソン『コメンイ、いるのになって。あ、別に良いんだけどさ。ジュノ、あの話聞いた？Aちゃんから』

あの話？

ジュノ『なんの話だよ？』

チャンソン『コメンイの話。コメンイがジュノを凄く好きだって話』

そんなの知らねぇよ･･･

ジュノ『そんなの聞いてないし』

チャンソン『ほら、僕達がツアーで宿舎空けた時、実家もコメンイとジョンガミ預けれなくて、Aちゃんにお願いした時だよ！で、僕達が帰国した次の日･･･多分、あの日はジュノいなかったんだよ。それでね、Aちゃんが凄く可笑しそうにコメンイを抱っこしてて･･･どうしたの？って聞いたら･･･』

(before day)
～チャンソンside～

チャンソン『どしたの？なにかあったの？』

楽しそうなAちゃん

A『それがね、チャンソン達いない間、すっごく面白い事があったの』

チャンソン『え？なになに？』

A『二人が日本へ行っちゃった日の夜。私ね、夜中に喉が乾いて起きたの。でね、リビング来たら･･･リビングのドアの前でちょこんと座ってる子がいたの。ふふふ』

座ってる子(笑)

Aちゃんの言い回し、好きなんだよね

チャンソン『で？で？』

それって、うちのジョンガミでしょ！

A『うん。でね、私もてっきりジョンガミだわ～！なんて可愛い子！って思って近寄ったら、ササッて逃げられちゃって･･･逃げるのってコメちゃんでしょ？びっくりしたの･･･その後も、私がキッチンに入ったら、コメちゃん、また同じ場所で、ちょこんって座って入り口見てるの。コメちゃん、なんだかんだ言いながら、ジュノがいなくて寂しいんだよね(笑)』

がっくし･･･

チャンソン『そうなんだ(笑)なんか、素直じゃないとこ、ジュノみたいだね(笑)』

A『ほんと、笑っちゃうよね？でね、でね、まだあるの。二人が帰国して･･･その日の夜。ジュノは疲れて寝ちゃって･･･そんなジュノをね、コメちゃんはジュノの作業用の椅子に横になって、じーーーって見てるの。ずっとだよ？私、その日も夜中に目が覚めたんだけど、それでもずーーーっと見てるから、びっくりしちゃったの。コメちゃん、監視者？って(笑)あ、この話はジュノにしてないんだけどね(笑)コメちゃん、本当はジュノがすっごく好きなんだなーって。嬉しくなっちゃったの』

チャンソン『それ、ジュノが聞いたら喜ぶね』

A『でしょう？』