止まれない ページ38
私が大胆にならざるを得ないポジション･･･
彼の唇にワインを注ぎ終えて
(困ったな･･･)
なのに･･･
私は彼の肩に手を滑り込ませた
私･･･なにしてるのかしら･･･
彼のジャケットを脱がせてしまう･･･
キスは止まらない･･･
彼は私の背中に手を回して
その手つきは優しく、撫でるようにさ迷う
私を抱いたまま
彼が立ち上がった
ニックン『僕、もう･･･止まれません･･･』
彼はアルコールのせいか、少し顔を紅くさせている
A『困った子ね･･･』
そういう私も
心なしかフワフワしている･･･
ニックン『僕の事･･･まだ子供扱いするんですね･･･』
ベッドルーム･･･
彼はそっと私をベッドに寝かせた
その華奢な身体のどこに
そんなチカラがあるの？
ニックン『熱い･･･ですね･･･』
彼はそう言って、シャツのボタンに手を掛けた
一つずつ外されるボタン･･･
現れた肉体に
私はただただ驚いた･･･
引き締まったカラダ･･･
こんな甘いマスクをしながら
逞しい腕･･･
私の真横で腕をついた彼
A『すごい体ね･･･鍛えてるの？』
胸筋にそっと手を当ててみた
ニックン『モデルもしますから･･･メンバー全員、こんな感じですよ』
え？全員？
A『あの、ウヨンくんって子も？』
実物はＭＶで観るより、ずっと幼いと感じた彼
ニックン『ええ。彼は少し華奢だけど(笑)気になりますか？』
彼が気になるわけではないけど･･･
A『そういうわけじゃないわ･･･ただ･･･ウヨンくん、そんな風に思えなくて(笑)』
ニックン『あなたの口から、他のメンバーの名前、聞きたくないな･･･』
少し拗ねたような顔を見せる彼が
可愛いと思えた
だから、胸に当ててた手を首に回して
引き寄せた
A『可愛いわね(笑)』
軽く唇を合わせた
ニックン『僕、怒りますよ？それ以上、子供扱いされると』
A『自分は大人だと？』
そんな風に拗ねる彼が可笑しくて
笑ってしまう
ニックン『どうすればオトナ扱いしてくれますか？』
彼の首に回していた私の手を外した彼は
私の腕をベッドに沈めた
両腕を手首からガッチリホールドされてしまった
彼の表情は拗ねた顔から
オトコになっていた･･･
ニックン『僕は･･･オトコですよ･･･』
そんな事は分かってる･･･
正直、鍛え上げられた肉体を目の当たりして
ビビってる私･･･
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紫月(プロフ) - 初めてコメント致します。ニックンの作品読みました。引き込まれました。チャンソン作品も楽しみに待ってます。 (2015年4月14日 23時) (
レス) id: 03ef754c9c (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - はい！楽しみにしてます！！(o_o)すみません！いまきずいたんですが、呼び捨てにしてましたね！(o_o)本当に申し訳ないです！m(__)m 改めまして…カシスジンジャーさんの作品大好きです！影ながらですが、これからも応援してます！頑張って下さい^ ^ (2015年2月10日 22時) (レス) id: eefe298f4d (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - 小梅さん» ありがとうございます。現在、チャンソン、うーたん、滞っておりますが(涙)ﾎﾞﾁﾎﾞﾁ更新していきますので、宜しくお願い致します！大好きと言ってくださるお言葉がほんと励みになります！ (2015年2月5日 2時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - わー、ほんとに、なんか、ほんといつもカシスジンジャーの作品がとてもいいです。ほんとに大好きです！(o_o) いつも楽しみにしてます！このお話もとてもワクワクドキドキ、とても面白かったです！ (2015年2月1日 9時) (レス) id: eefe298f4d (このIDを非表示/違反報告)
カシスジンジャー(プロフ) - とっちーさん» 有難うございます。そう言ってくださる方がいらっしゃって、本当に嬉しいです！励みになります！ (2015年1月24日 13時) (レス) id: 214caa11a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カシスジンジャー
| 作成日時：2015年1月17日 7時
