パパだぞ ページ35
青side
始まった３人での生活。
やっぱり中心は、蓮。
俺的は、寝てるところと泣いてるところしか見てなかったから、ちょっとしたことでも新鮮だ。
楽しい日々。
ただ、
黒「……ふぇっ……んぎゃっ……んんぁあっ……」
「康二っ、泣いた！」
橙「はぁい！ちょっと待って〜」
蓮はまだ、俺を家族とは認識できていないみたいだ。笑
康二しか、蓮を落ち着かせることはできない。
橙「蓮、どないしたん？お腹すいたんかなぁ。
どれどれ、ミルク飲んでみよか。」
え、飲ませんの？…………ここで？
「……俺あっちいった方がいい？」
橙「何で？パパなんやから別にええよ？」
「あ、そう？」
つーわけで、授乳の様子を観察。
橙「あらぁ、やっぱりお腹すいとったんやね。」
「いや、飲みすぎじゃね？」
俺でもわかる。すげぇ勢い。
こいつ絶対でかくなるぞ。
橙「よーし、たくさん飲んだね。蓮、げっぷ
してや〜。」
黒「…………………けぷ。」
康二が背中をトントンすると、なんとも可愛らしいげっぷが。
てかおい、もう寝るのか。
突っ込みどころ満載だなこいつ。
橙「んはっ、もう寝てもうた。」
「早すぎだろ。単純だな。」
赤ちゃんって本当に未知の存在だ。
橙「ふぅー。」
「大丈夫か？」
橙「うん大丈夫、毎日パワフルやなぁって。」
「そうだな。俺も正直びっくりしてる。寝るか
泣くしかしてなかったのに。」
橙「ふはっ。それだけやったら大変やわぁ。」
いや、そうなんだけど。
だってさ、仕方ないだろ。
橙「翔太くん、次蓮が起きたら、抱っこして
みよ。」
「え、」
橙「少しずつ慣れていけばええと思うねん。
蓮もだんだんわかってくるやろし。」
「……そうだな。」
それから始まった。
題して、俺がパパ作戦。
蓮が起きてるときには、できるだけ視界に入るようにして。
手を握ったり、ほっぺを触ったり。
寝てるときは、腹を撫でたり、子守唄を歌ったり。
抱っこも挑戦するんだけど、いつも泣かれる。
コツコツやるしかないよな。
できる時間は限られてて。
やっぱり、蓮は圧倒的に康二といる時間が長いから。
先はまだまだ長そうだ。
とりあえず、
橙「おかえり、お疲れ様。」
「ただいま、蓮は？」
橙「寝とるよ。見てきたら？」
「うん。」
今は、毎日のこの日課を楽しもう。
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ちゃい(プロフ) - Mokaseysngさん» 温かなコメントをいただけて嬉しいです！ありがとうございます。更新頻度は高くありませんが……これからも、ちびちび更新していきますので、どうぞよろしくお願い致します。 (2019年12月15日 18時) (
レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Mokaseysng(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いております。このお話シリーズ本当に大好きなので、作者様のペースでゆっくり進めてください。これからも一人こっそりと幸せな気持ちになりながら読ませていただきます。いきなりのコメント申し訳ございませんでした。 (2019年12月14日 8時) (レス) id: 4e374180f4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みさきさん» いつもコメントありがとうございます！幸せを感じられる生活をお届けできるように頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - akottoさん» 再びコメントしていただいてありがとうございます。とても嬉しいです！３人での生活も少しずつ書いていきますので、どうぞ、これからもよろしくお願い致します。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - 嗄菜☆彡.。さん» コメントありがとうございます！返信が遅くて申し訳ありません。子育ての様子もイチャラブも少しずつ計画しております。お時間のあるときに読みに来ていただけると嬉しいです。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年10月27日 22時
