ようこそ ページ34
青side
「本当に、ありがとうございました。」
先「いいえ、頑張ったね。まだ無理しちゃ
いけないよ。ちゃんと休んでね。」
緑「楽しい家族生活になるといいね。」
橙「はいっ！ありがとうございました。」
蓮が生まれてから、すでにいろいろあった。
毎日会いに行くのが、楽しみだった。
寝てても、起きてても可愛くて。
そして今日は、
康二と蓮が、揃って退院する日。
心配していた康二の体調も、とりあえず及第点。
体力は、まだ回復しきっていないから、無理はさせられないけど。
家族３人で、家に帰る。
その目標は、達成された。
これまで支えてくれて、これからもお世話になるであろう、先生と阿部ちゃんにお礼を言って。
病院をあとにする。
康二を助手席に乗せ、２人で移動するのが当たり前だったこれまで。
これからは、康二に抱かれた蓮も一緒に、３人で。
「気分悪くなったら言えよ。」
橙「ふふっ。もう、翔太くん過保護やで。
大丈夫やって。」
「この前熱出したじゃんか。」
橙「あれは、はしゃぎすぎてん。ふっかさん
たちや舘様が来てくれたから。でもすぐ
下がったやろ？」
「まだ体調が変化しやすい体だってことだろ？
用心するに越したことない。」
橙「まあ、せやね。わかったよ。ほら、帰ろ。
俺早くおうち行きたい。久々やし蓮にも
見せたいし。」
「そうだな。じゃ、行くぞ。」
これからのことについて話しながら、車を走らせる。
蓮は、初めての車の中でも落ち着いていて、
橙「蓮、車は初めてやなぁ。」
「あっ。蓮、お花綺麗やねぇ。」
「蓮、あそこで蓮のお洋服買ったんやで？」
「ひひっ。蓮、パパがくしゃみしたで。」
「ん〜？……んふっ。蓮、おねむ？」
そんな蓮に話しかける、康二の声も、心地いい。
「何、寝たの？」
橙「うん、寝ちゃった。」
「もう少しで着くのに。」
橙「まぁそこは仕方ないね、赤ちゃんやし。」
蓮が寝ちゃって間もなく、我が家に到着。
「着いたよ。おかえり康二。」
橙「ん、ただいま翔太くん。蓮はいらっしゃい
かな。」
「そうだな。」
黒「………？………んぁう……ぅ？」
橙「あ、起きた。」
「おっ、グッドタイミング。じゃ、入ろう。」
ようこそ、蓮。
ここが、俺たち家族が一緒に過ごして、成長していく場所。
幸せを積み重ねていく場所だ。
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ちゃい(プロフ) - Mokaseysngさん» 温かなコメントをいただけて嬉しいです！ありがとうございます。更新頻度は高くありませんが……これからも、ちびちび更新していきますので、どうぞよろしくお願い致します。 (2019年12月15日 18時) (
レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
Mokaseysng(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いております。このお話シリーズ本当に大好きなので、作者様のペースでゆっくり進めてください。これからも一人こっそりと幸せな気持ちになりながら読ませていただきます。いきなりのコメント申し訳ございませんでした。 (2019年12月14日 8時) (レス) id: 4e374180f4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みさきさん» いつもコメントありがとうございます！幸せを感じられる生活をお届けできるように頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - akottoさん» 再びコメントしていただいてありがとうございます。とても嬉しいです！３人での生活も少しずつ書いていきますので、どうぞ、これからもよろしくお願い致します。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - 嗄菜☆彡.。さん» コメントありがとうございます！返信が遅くて申し訳ありません。子育ての様子もイチャラブも少しずつ計画しております。お時間のあるときに読みに来ていただけると嬉しいです。 (2019年11月9日 13時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年10月27日 22時
