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赤side
生まれたときから一緒だった。
高校まで何をするにも一緒で、幼稚園の時のクラスからとって「ゆり組」なんて言われるくらい。
高校を卒業して、初めて違う道を歩いた。
そして、
翔太はそこで、一生を共にしたいと思える相手に出会った。
面白いヤツがいた
好きになった
告白して、頷いてもらえた
デートをした
喧嘩して泣かせた
仲直りした
旅行にいった
親に紹介した
一緒に住むことになった
そこまで話す？ってくらい、教えてくれた。
初めて康二に会ったとき、その隣にいた翔太の表情を見て、ああ、幸せなんだってわかった。
その後も、愛は育まれていって、
青「プロポーズ、したいんだ。」
１つのゴールに向かおうとしていた。
「決めたの。」
青「うん。」
「いつ？」
青「今度の康二の誕生日。」
「そう。頑張って。」
定休日の店に居座っている翔太と、２人で話す。
青「でさ…ここで、したいんだけど。」
「ん？」
青「だから、プロポーズ。ここでさせて。」
なんとまぁ。
「もっとおしゃれで相応しいお店あるでしょ。」
青「俺はここがいいんだよ。
てか、ここじゃなきゃヤダ。」
でた、わがまま翔太。
「何でよ。」
青「だって、涼太にいるし。
康二だってここが好きだし。」
"ね、お願い"
あーあ、俺が断れないのわかってやってる。
ちょっと、ムカつくなぁ。
でも嬉しさが勝ってるんだから、俺も大概か。
「失敗しないでよ。」
青「おいっ、そんなこと言うなよ！」
大切な親友の、大勝負。
俺も一役買おうじゃないか。
あれから翔太と何度も相談して、料理のメニューを決めて、何度も作り直しをした。
個室に飾る、花も変えた。
テーブルクロスも、新調した。
だって、最高の日にするために手は抜けないでしょ？
自分の店でプロポーズなんて大イベントが行われるのは初めてだから、俺も試行錯誤。
そんなこんなで、迎えた当日。
相変わらず康二は
橙「ん〜おいしい！」
本当に、作りがいがある反応をする。
それを見ている翔太の表情も柔らかい。
さて、そろそろ俺も気合いを入れて、
アレを作るとしますか。
翔太、幸せになるんだよ。
康二を幸せにするんだよ。
大丈夫、絶対に上手くいく。
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ちゃい(プロフ) - まりゆんさん» はじめまして。読みに来ていただいてありがとうございます！温かいコメントも励みになります。これからも更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (
レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mitsu0321さん» はじめまして。コメントありがとうございます！幸せなお話を目指して始めたので、そう言っていただけて嬉しいです。今後もお時間があるときは、目を通しに来ていただけると嬉しいです！ (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ちゃきさん» コメントありがとうございます！１番だなんて…恐縮です。これからも続けていきますので、目を通していただけると嬉しいです！よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みさきさん» 楽しみにしてくださって、ありがとうございます！嬉しいですっ！これからも、少しずつですが更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
まりゆん(プロフ) - はじめまして、更新ありがとうございます。毎日とても楽しみに読ませて頂いてます！幸せそうな２人に癒されてます。これからも楽しみにしております！ (2019年10月27日 23時) (レス) id: 474aa9364a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年9月28日 23時
