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青side
「……と、いうわけ。」
紫「本当にいい嫁だな。」
黄「同感。」
桃「うま〜い!」
康二が作ってくれた夜用の弁当を、皆で食べる。
黄「食生活乱れまくりだったから、
マジありがたい。」
紫「ちゃんとお金出すから、言っといて。」
「おう。」
帰ってから康二と過ごす時間は減ったけど、睡眠時間が増えて、体が軽くなったように感じるのは事実で。
仕事も、なんとなくスムーズに進められるようになった気がする。
桃「てかマジでお金いくら!?」
「知らねぇ。康二がいいって言うんだもん。」
黄「そういう問題じゃないし。」
だって、本当に知らねぇもん。康二に言ったけど
橙「そんな大したことないから。気にせんで
って言っておいてや。」
って、それしか言わねぇし。
紫「しゃあねぇ、全部終わったらまとめて
渡すか!」
桃「りょーかい!」
あ、なんかまとまったっぽい。
あーでもない、こーでもないと意見を出し合う日が続いて、漸く終わりが見えてきた。
紫「よし、OK!」
桃「やっとだ〜。」
これで明日からは、もうちょっと早く帰れる。
一緒に飯を食えるのは、いつぶりだったかな。
「ただいま。」
橙「おかえり!シャワーすぐ浴びれるで!」
「さんきゅ。あ、明日からは家で飯食うから。」
橙「えっ?」
「山場、終わった。明日からは早く帰る。」
橙「そうなん?良かったなぁ。ホンマお疲れ。」
その後、康二との飯の時間も復活して、プロジェクトの方も何とか進んでいき、
桃「大成功おめでとー!お疲れ様!乾杯!」
無事に成功を納めることができた。
今日は、お祝いという名でご飯に来てる。
紫「いや今回はキツかったなぁ。」
黄「しばらくは任されたくねぇ(笑)」
振り返ると、マジで俺ら頑張ったわ。
紫「あ、そうだ。翔太、これ。」
「?なにこれ。」
黄「康二の弁当の。」
桃「ちゃんと渡してよね!」
中身を確認すると、絶対に釣り合わないだろう額で。
「何でこんな多いの?もらえないから。」
紫「いいから。気持ちの分も入ってるし。」
「いや何それ。」
黄「本当に助かったってこと。こんな長期
プロで体調崩さずに終われたのは
康二のおかげみたいなもんじゃん。」
桃「男4人分も作るって、手間も時間も相当
でしょ?これでも足りないかも。」
本当、律儀なやつら。
「…じゃ今から渡しに行こ。」
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ちゃい(プロフ) - まりゆんさん» はじめまして。読みに来ていただいてありがとうございます!温かいコメントも励みになります。これからも更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mitsu0321さん» はじめまして。コメントありがとうございます!幸せなお話を目指して始めたので、そう言っていただけて嬉しいです。今後もお時間があるときは、目を通しに来ていただけると嬉しいです! (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ちゃきさん» コメントありがとうございます!1番だなんて…恐縮です。これからも続けていきますので、目を通していただけると嬉しいです!よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みさきさん» 楽しみにしてくださって、ありがとうございます!嬉しいですっ!これからも、少しずつですが更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
まりゆん(プロフ) - はじめまして、更新ありがとうございます。毎日とても楽しみに読ませて頂いてます!幸せそうな2人に癒されてます。これからも楽しみにしております! (2019年10月27日 23時) (レス) id: 474aa9364a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃい | 作成日時:2019年9月28日 23時