“ごめん”より“ありがとう”を (ページ5)

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淳太 side

看護師｢湊さーん、湊Aちゃん、どうぞ。｣

今日は寒いねぇ！なんて、馴染みの看護師さんに声をかけてもらってもガッチガチ。(笑)

お前はいつまで人見知りすんねん(笑)

もうかれこれ8年くらいの仲やろ！ってツッコミたくなるわ(笑)

大｢Aちゃん久しぶり～、元気してたか？｣

ゆるーく診察を始めたのは、Aの主治医の大倉先生。

Aだけじゃなく、うちの子たちはみんなお世話になってるんやけど。

大｢ん、音もなかなかいいんちゃう？
…発作は？今月はどう？｣

｢今月は、まだ1回も出てないですね。先月の検診の後1回あったくらいやな？｣

『うん、最近は、調子いいの、』

大｢あぁ、あん時以来起きてないんか。すごいやんAちゃん！
よう頑張ってるな。｣

Aの数少ない信頼出来る大人の人。

大倉先生はAのことをしっかり理解して、ありのままを受け入れてくれはるから、俺らからしてもほんまに信頼出来る。

そんな大倉先生に頭を撫でられて、さっきまでの不安はどこへやら(笑)

そっからいつものお喋りお嬢さんに戻って、最近あったことをずーっと喋ってはったわ(笑)

ほんま安心したことに、今回も検診突破。

入院ならんでよかったな？

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