3 ページ3
緑side
俺らの旅が始まったのは、余命の三ヶ月目にもうすぐで突入という時。
まず向かったのは京都やった。
祖母「あらっ、Aちゃんやないの…!」
祖父「おぉー、久しぶりやなぁ。元気にしとったか?会いに行けんくてすまんなぁ…」
京都はAのふるさと。
Aのご両親は早くに亡くなってはるんやけど、おじいさんとおばあさんがいはるから。
車椅子に座ってるAを見た時は、二人とも辛そうな顔をしてはったけど、Aがほんまに嬉しそうにニコニコしてるのを見て、お二人も嬉しそうやった。
赤「っしょ、ちゃんと掴まっとけよ?」
『うん、だいじょーぶ。』
せっかくやからって、家に招待してくれはった。
でも、この時にはもうAは自力ではなかなか歩けんくて。
今はシゲが背負ってくれてる。
このおんぶが俺らはちょっと嬉しいんよな(笑)
Aが落ちひんようにぎゅってしてくれるのも嬉しいけど、なんか、Aが生きてるって感じるんよ。
照れ屋やから隠そうとしてるけど、シゲもにやけてるもんな(笑)
『わぁ、じいちゃんとばあちゃんち、いつぶりやろ…』
「良かったな?久しぶりに帰って来れて。」
『…ん、ほんまに、良かった。ありがとうね。』
「…ん。どういたしまして。」
久しぶりのおじいちゃん、おばあちゃんの家でみんなで集まって、ご飯もよばれて。
ほんまにAが幸せそうで。
あぁー、連れてきてよかったって、心から感じた。
・
196人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこ(プロフ) - コメント失礼します!!とても面白いです!体調に気をつけて頑張ってください!! (2020年5月18日 0時) (レス) id: 25d449b689 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら、(プロフ) - 亮翠さん» お気持ちは本当に嬉しいんですが、この作品ではリクエストはお受けしないでおこうと思っています。ごめんなさい。 (2020年5月6日 11時) (レス) id: 44e37d090c (このIDを非表示/違反報告)
亮翠 - なら、リクエストいいですか? (2020年5月6日 9時) (レス) id: 2022ba9bf2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら、(プロフ) - 亮翠さん» 亮翠さん、コメントありがとうございます(泣) ずいぶん更新していなくて本当にごめんなさい。続きをどうするか困っています… また思いついたら更新するので、そういえば、くらいの気持ちで見に来ていただけると嬉しいです!ありがとうございます! (2020年5月4日 1時) (レス) id: 44e37d090c (このIDを非表示/違反報告)
亮翠 - 続き楽しみにしてます。頑張って下さい。応援してます。 (2020年4月30日 6時) (レス) id: 2022ba9bf2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆら、 | 作成日時:2020年4月7日 20時