個性『インクリング』で行く二人目の雄英内通者！ (ページ4)

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家に帰るとまた両親が心配してくる。いや1時間遊び行ってただけよ？帰ってきたのも14時過ぎたくらい。前の森で虫取してた時は警察導入するか悩んでたレベルだし。そんなに心配ならGPSとかつける？別にやましいこと……。

あっ。将来的にはするけど
今はしていない

まあ、大人になれば善悪の区別つくけど今は子供だしつけるのは賛成だけどね。身の安全のためにも。

そしてデク君宅へ遊びに行ってからかれこれ3週間が経った。心臓と呼べるインクタンクは過去に使っていたものをデク君に預けて改良済み。そして武器はシューター、マニューバーそれからスプラローラーは作り終えた。

そして現在はチャージャーとダイナモローラー。特にサブウェポンとスペシャルウェポンの製造に悩んでいた。サブウェポンは実質使い捨て。生産量が間に合わない。

そこでデク君と協力してスプラッシュボムの試作品を10個用意した。それをインクで包み取り込んで形状を覚える算段だ。4つ目で作れるようにはなったけど形は良くてもインク消費量が多い。

まずインクは自分の体で製造しそれをインクタンク経由でボムや弾に使う。その肝心なインクの製造速度はあまり良くない上にサブを使うとタンク一杯分を使う。

となるとインク量を解決するには

・改良を繰り返す

・クイックボムなどの他のサブウェポンへ移る

・ギアを作る

とりあえず改良を繰り返すのが現実的な解決方法。試しに5つ目を取り込んでインク使用量の削減を試みたところ。インク量は2%ほど減ってはいる。

10つ目。最終的なインク使用量は77%
多少はマシになった。ただ、この方法だとサブによっては普通にデク君が体調を崩すかもしれないしどうしよう。

今はほとんどデク君に頼りっぱなしだし他の人とも仲良くなって手伝って貰うのもあり。今関われるのはデク君に爆豪勝己(ばくごうかつき)ことかっちゃんもかな？

そこで新たにお父さんの人脈を借りて関わる予定なのが八百万百々(やおよろずもも)こと百々ちゃんだ。はい。察してる人いますよね。

精神年齢が15を越えた人間が
また、駄々をこねます

ある種の拷問だよこれ。
おかげで百々ちゃん宅でのお茶会が開催されるんだけども。その日程は3日後の10時です。てか百々ちゃんの個性で自分のサブウェポン複製行けるのでは？

待ち望んだ3日後の7時。黒くて長い高そうなお車が目の前にありました。

え?なにこれ?

唖然しつつもAは車に足を進めた。