個性『インクリング』で行く二人目の雄英内通者！ (ページ2)

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家に帰るとお父さんとお母さんが出迎えてくれる。

「A？遅くなったじゃないか。心配したんだぞ？」

「もう、貴方ってばAも遊びたいんですよ」

何を隠そう両親は過保護だった。そして我が家は比較的裕福な家でもあった。さすがに八百万さんレベルではないが繋がり自体はあるようだ。事業で意気投合して最終的には自分と百々ちゃんの自慢大会になったらしい。

そして誕生日プレゼントの相談もしているらしい。候補として余裕で10万越える物品が多くなんなら10万は少ない方らしいし将来的にお金の感覚がバグりそうで心配になりました。

そんなことはさておき現状の問題は原作には介入するのか介入しないのかについて。まず第一に介入する。それは決定事項だ。で問題は英雄(ヒーロー)をするのか敵(ヴィラン)をするのかという問題。最終的にはもう欲張って内通者ポジへ行こうとの結論だ。確か青山くんも内通者してたけど内通者が1人増えても敵(ヴィラン)連合側は困らないはずだし。

結果目標は
内通者を目指すに決定。

ある程度これからの予定も決まったことだし個性を伸ばすことに力を入れる。まずこの個性についてゲームとの違いを調べないといけない。

まず法律を調べることに。個性を公共の場で使用する行為は犯罪と原作で説明されてたし念のために調べると私有地での個性使用は合法のようだった。その結果

「お父さん！ぼく個性を使いたい！だからお願い」

駄々をこねている。
精神年齢が15を越えた人間が
駄々をこねているのだ。

本気で死にそう。恥ずかしさで死にそう。頑張って駄々をこねたからか一部屋自室以外に貰えた。で、貰えたは良いのだがインクは手からどろどろと出てくるだけで発射されない。

まずインクリングの特性として検証済みのものは

・お風呂など全身に水を浴びると皮膚がピリピリと痛みを感じる。ただし雨など少量ならインクで皮膚を守ってくれる。

・インクの中にイカ状態で潜れる。

・スーパージャンプは頭上のものが木くらいの固さなら気にせずに飛べる。

この3つ。そして今は武器の生成。ゲームではブキヤで買っていたけれどそれは現段階では不可能。だからゲームではイカ状態になると消えていたためインクだと仮定してわかばシューターを作ってみたところ成功した。

ただこの速度だと1つのブキを作るのに1週間はかかる。そこでデク君に手伝って貰うことにし、翌日13時頃デク君の家に行く約束もできました。