ただの要らないおもちゃに過ぎなかった。【鬼滅の刃】

拾参 ページ18

似ている.........雰囲気だろうか？






カ｢............｣



こちらに気付いたのか、目線を移してくる。









『............名前、なんて言うの』



カ｢....｣



するといきなり銅貨を投げた。



表が出てきた。


　

カ｢...カナヲ、栗花落カナヲ｣




カナヲって言う名前なのか
　









『...なんで銅貨を投げたの』




カ｢...全部、自分で決められないから｣



『...別に、何か言われたらその通りに答えれば良いんじゃないの』








私がそう言うと、またこちらを見てきた。




カ｢......貴女は、他の人達みたいに意志があるんじゃないの？｣



『...意志？...そんなものないよ。意志なんて、簡単に通されるものじゃないし』




『言われた事に応えるだけだよ』









.









.









カ｢......貴女、過去に何かあるの？｣



『...ある。でも知られたくない』



カ｢じゃあ......私が教えてって言ったら、話してくれる？｣








まさかそんな事を聞かれるとは思ってなかった。...でも






『拒否する事が出来ないから、教えるよ』





カ｢...教えて｣









.









.









.









全てを話した。



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