ただの医者希望の者ですが！2【マッシュル】 (ページ42)

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88話ページ42

オ「もしこれに失敗した場合、あなたにはこれから魔法局で雑用係として、一生働いてもらいます」

『ざ、雑用係…』

正直死ぬほど嫌だ

私は病院を継ぐという将来設計図が完成しているのに…

でも、やる以外選択肢はない

『わかりました、私が必ず見つけ出します』

やってやるからな！！！

『じゃあ、さすがに夜もおそいので帰ります、ありがとうございました』

さっさと帰ろうと扉を開けると、目の前にレイン先輩が立っていた

レイ「…終わったか」

『ﾋｭｯ』

オ「ちょうどいいレイン、Aをイーストン校に送りなさい、貴方も今日は上がっていい」

いつの間にか呼び捨て…

『い、いやいやいや！わ、悪いんで1人でも』

レイ「どうせ、俺もイーストンにいく、ついでだ早くいくぞ」

あの時のように首根っこを掴まれて引きずられるように部屋出る、気まずいってー…

オ「万物を治す魔法を持つ少女か…昔そんな神話があったな」

レイ「おい、くそ後輩、名前は」

『くそ後輩…あ、A・アルカロイドデス…』

レイン先輩、お口が悪くない？くそ後輩って言われちゃったよ

レイ「あのあと、お前倒れたそうじゃないか、しかも一週間寝たきりと聞いた」
「あのとき、大人しく帰っていればこんなことにはならなかったんだぞ」

そういって説教をされる

『…確かにそうかもしれませんけど、私がいかなかったら少なくともアベルさん、もしくはアビスさんが殺されていたと思います』
『過去のことはもう咎めないでください、もう終わったことですよ』

レイ「まぁ、それもそうだ」
「…はぁ、お前は無邪気な邪悪にも目をつけられた何故かは知らんが、できるなら寮のやつと一緒にいろ、わかったな」