81話 ページ35
するとライオ様はカードを取り出し床に投げる
そのカードは床につくとろうそくに変化した
ライ「そのろうそくに火をつけろ、もちろん触れることなくだ、あとそこのガールも手出し無用だ」
『手助けなしで?』
マ「触れないで?」
マッシュくんは魔法が使えないから、そんなこと無理なんじゃ…
ライ「あぁ、魔法が全てのこの世界でキノコくんはこれから魔法以上の奇跡を起こさなければならない」
「本当に君が男前なのか、証明して見せろ」
そんな無茶な…
すると、マッシュくんは杖をとりだし、ろうそくの前でしゃがんだ
マ「Aちゃん、だいぶ後ろに下がってて」
『だいぶ後ろ??…うん、わかった』
私が後ろに下がったのを確認するとマッシュくんは杖をすごい勢いで床にこすり始めた
ま、摩擦で火を起こしてる?!
なんて原始的な…てか、床石だよね…え、どゆこと?
そのうち火は勢いを増し、炎として周りに広がって、ろうそくに火をつけた
下がれってこうゆうことだったのね
マ「わかりました、この世界の認識を僕がぶっ壊しましょう」
神覚者相手でもはっきりと自分の意見を言うマッシュくん、すごいなぁ
ライ「ふっ、男前ナイスガイ!」
ライ「では、次にガール、君に聞きたいことがある」
「あざが消え、魔力を失っていく難病を患っている病人を保護しているとは本当かな」
あ、私今日それで呼ばれたのね、てっきりマッシュくんのことかと(今わかった人)
『えっと、事実です』
『私からも1ついいですか?なぜ、それをご存知なのですか』
ライ「この間、そこの病院で診察を受けたうちの職員が地下室を発見し、そこからあざが消えかかっている患者たちがいたと報告を受けてね」
『あの、何か悪いのでしょうか?病人ですし、病院にいるのも普通だと思います』
するとライオ様は私の目の前にシュンと移動してくる
うぉ、ちか
ライ「確かに普通かもしれない、だが、もうほとんどあざがない病人もいるだろう、原則ルールではあざがないものはキノコくんと同じでこちらに引き渡す決まりだ」
「さて、ガール、君に何ができる、何もできなければその病人達はすぐにでもこちらに引き渡すことになるぞ」
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あさき(プロフ) - すっごい面白いです!!!!続き楽しみです!!!🙊💓 (3月29日 13時) (レス) @page11 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:壁 | 作成日時:2024年3月29日 0時