ただの医者希望の者ですが！2【マッシュル】 (ページ28)

今日:16 hit、昨日:73 hit、合計:73,974 hit

77話ページ28

フ「…てか」

思ったけど、これってアドラで勝ったぜおめでとーパーティだよね

フ「『(なんかいるんですけどー！！)』」

なんで、ここにレアンの1、2の方がいらっしゃるんですかね？

あ、アビスさん元気そうでよかった

フ「(なんで人形持ってるんだ？パーティの雰囲気じゃねぇ！)」

するとアベルさんが、ローブの中きらトランプをとりだす

アベ「トランプ持ってきたけど、いちおう」

フ「(めちゃくちゃパーティするつもりだ…)」

アベ「君たちと馴れ合う気はないが、アビスの快気祝いも含め、僕も空気も読もう、上に立つもののつとめだ」

レアンの上に立つ方ならなおさらお帰りになった方が…

アビ「ちなみにアベル様以外がゲームに勝ってしまった場合、殺します」

『いや、急なデスゲーム』

レ「そんな怖いこと言ってないで、お茶でもいかがですか？」

そういってレモンちゃんがアビスさんに近寄ると、

アビ「え…あ…ありが、アリガトウゴザイマス」

カタコトになりブブブ…と揺れ始めてしまった…なにごと？

アベ「許してくれ、アビスは女の子のことをおなごと呼ぶくらい、女の子に耐性がないんだ」

そして、もっとレモンちゃんが近づくと血を吐いてアビスさんは倒れてしまった

いや、さすがに過剰反応じゃない？

ん？待てよ

『え、でもあのときの私にはそんなことなかったですよね』

アビスさんに近寄ると、またブブブ…と揺れ始めてしまった

アビ「アレ、アアレハ、ワワワタシモイッパイイッパイ、ダダダッタノデデデ…」

『うん、もう大丈夫です、ありがとうございます』

すっとアビスさんから離れる近くにいると話せそうにないから

アビ「デデデモ、Aサン」

離れようとしたとき、アビスさんに服の端を掴まれる

え、かわい

アビ「ア、アノトキノコトバハ、トテモウレシカッタ、デス」

アビスさんはそれだけ言って私から距離を取る

『そうですか、よかったです！』

なんやかんやいって悪い人ではなさそうだね