ただの医者希望の者ですが！2【マッシュル】 (ページ24)

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73話ページ24

ド「やめろマッシュ！！それは俺たち魔法使いにとっては攻略不可能！放った魔法がそのまま跳ね返ってくるんだ」
「一歩間違えれば大怪我じゃすまないぞ！！」

本当に固有魔法がパワーだったら、大怪我になっちゃう

セ「僕の邪魔をするからだ、お前ら全員後悔させてやるよ」
「さぁ、使えよ、魔法を！自分の魔力で朽ち果てるといいさ、できるものなら…」

　パリン！！

そのとき、マッシュくんは鏡ごと黄色のトゲトゲを蹴った

え、魔法、帰ってきてなくね？

鏡割れたし

ド、フ、レ「「「『え？』」」」

『ってことは、あれって…』

レ「マホ…」

フ「マホ…」

ラブ「マホ…」

ド「魔法じゃねぇ」

も、もしかして今までの全部…！

ド、フ、レ「「「『あれもこれも、そして今も！！』」」」

全部体1つで、本当に全部素手でやってきたの？！？！

フ「い、今までのは魔法じゃなかったってこと？」

レ「マッシュくんはその身１つで？！」

ド「マジかよ…」

ド、ラブ「「それはそれでおかしくない？？」」

『なにがどうなってるのさ…』

フ「もうファンタジーじゃないそれって」

レ「もうファンタジーじゃない？」

アベ「ファンタジーだろ、それはもう」

だが、マッシュくんによる蹴りも全く効いていないようだった
すると、手に紫色のマークがうつしだされた

セ「(あの餓鬼に触れたことによってできたのか…さっきの頭痛といい、やはりこいつ)」
「そうか」

黄色のトゲトゲさんの後ろがバキバキと割れ、ちょっと気持ち悪い色を空間があらわになる
そこからクソでかい手の形をした何かがでてくる

恐怖映像だ、これは

セ「今日は思わぬ収穫だ、君に出会えたし、そこの女にも出会えたからね」

こっち見んな！！(辛辣)

セ「僕の名前はセル・ウォー」
「急用を思い出したから帰るよ、まぁ、またすぐ会えることになると思うけどね、バイバイ」

そう言い残し、黄色のトゲトゲ…セルさんは立ち去った