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『うわぁー、びしょびしょですね〜』
速｢そうだね…一旦中に入ろうか。｣
『はい。』
思ったよりも水の量が多く、私たちはびしょ濡れになってしまった。
外は寒かったので、私たちは屋内の休憩所に入った。
休憩所とはいえ、水槽もあり少し暗くていい感じのムードだ。
速｢Aちゃん、これ着て。｣
『え？いや、速水さん寒いでしょ！』
速｢いいから。｣
速水さんは自分のカーディガンを脱いで、私にかけてくれた。
『本当に大丈夫ですよ？』
速｢いや、Aちゃん………透けてる(ﾎﾞｿｯ｣
『えっ…！』
速水さんが耳元でそっと囁いてきた。
透けてるってもしかして下着…！？
やっぱり白ワンピースはダメだな…
『すみません…』
速｢気にしないで。何か温かいもの買ってくるよ。｣
『ありがとうございます。』
そう言って速水さんは席を立った。
どこをとっても完璧。なんか気負いしちゃいそう…
でも不思議と話してる間は楽しいんだよね。
速｢おまたせ。｣
『すみません！私ばっかり…』
速｢全然。今日来てくれただけで、十分嬉しいよ。｣
『…じゃあ遠慮なくいただきますね。』
速｢どうぞどうぞ。｣
速水さんは買ってきたスープを私の前に置き、スプーンを私に差し出した。
『あぁ…あったまる…』
速｢…｣
『速水さん？
どうしたんですか？急にぼーっとして。』
速｢…好きだよ、そういうところ。｣
『またまた〜、そんなお世辞…』
速｢お世辞じゃないよ。｣
『……え？』
速｢Aちゃんといると、僕も自然と気が抜けちゃうというか…無理せずにいられるんだ。｣
『私なんか…』
速｢僕、本気でAちゃんのこと好きだよ。｣
『速水さん…』
速｢急だけど…僕と付き合ってください。｣
速水さんは私の正面に立って、私の目をしっかりと見つめてきた。
私は撃たれたかのように固まっている。
でも…答えはひとつしかない。
『…はい、よろしくお願いします！』
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りさ - 続編楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月17日 0時) (
レス) id: fbc5b984b4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - はい(*^-^*)分かりました(*^-^*) (2020年11月8日 1時) (レス) id: 87b8d1fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます。2もよろしくお願いします！ (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - mさん» ありがとうございます！嫌な女感が伝わっているようで良かったです（笑） (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月5日 1時) (レス) id: e5bc4cbbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくら | 作成日時：2020年10月16日 22時
