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涼｢…ぃ…｣
『……んぁ…？』
涼｢おい！起きろ！いつまで寝てんだ！｣
『…はっ！何時ですか！？』
涼｢8時だ。｣
『8時！まずい、はやく支度しなきゃ…』
涼｢…はぁ、こんなことだろうと思って来てみたら、案の定寝てんじゃねーか。｣
『いや、いつもは本当に朝強いですからね？
本当ですからね？たまたま事件が多発してて…』
涼｢いいからとっとと支度しろ！｣
『はっ、はい！』
朝からこの罵声を聞くことになるとは…最悪。
『それより、私の寝顔を見ましたね…どうです？
ちょっとは可愛い後輩だな、とか思いました？』
涼｢あ？｣
『嘘です、シャワー浴びてきます。(真顔)』
私は手短にシャワーを浴び、部署に戻った。
『課長、そういえば昨日の…』
涼｢…ｽｩ……ｽｩ…｣
『課長？寝てるんですか？』
涼｢……ん…｣
『こうして見るとやっぱり顔立ちは綺麗だな…』
戻ってくると、課長が机に突っ伏して眠っていた。
昨日は夜散々迷惑かけたし、今朝も早くに起きてくれたんだもんなぁ…
『昨日のお礼にコーヒーでも買ってくるか。
って、そういえば財布なかった…』
あ、電子マネーあるじゃん！！
というかなんで昨日気がつかなかったんだろ…
私はスマホを持ってコンビニに走った。
『私もお腹すいたし…パンいくつか買って行こ。
いや、課長はおにぎり派かな？和食顔だし。
というかもしかしたらもう食べてきたかも…』
私は散々悩み、結局パンとコーヒーを買って戻った。
戻るともう課長は起きていて、いつものムッとした顔に戻っていた。
『お、おはようございます。』
涼｢どこ行ってたんだよ。｣
『朝ごはんを買いに…これ課長のです。』
私はコーヒーとパンを差し出した。
課長のムッとした表情は変わらない。
『もしかしてもうお済みでしたか？』
涼｢ふっ、お前も気が利くじゃねーか。｣
『！？』
か、か、課長が…っ…笑った！？
私が雷に撃たれたような衝撃で固まっているうちに、課長はむしゃむしゃとパンを頬張っていた。
涼｢…んっ……ごちそうさん。｣
『あ、は、はい！』
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りさ - 続編楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月17日 0時) (
レス) id: fbc5b984b4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - はい(*^-^*)分かりました(*^-^*) (2020年11月8日 1時) (レス) id: 87b8d1fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます。2もよろしくお願いします！ (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - mさん» ありがとうございます！嫌な女感が伝わっているようで良かったです（笑） (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月5日 1時) (レス) id: e5bc4cbbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくら | 作成日時：2020年10月16日 22時
