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非常にまずいです。

今日は片寄ホールディングスの面接の日。
今まで就活を頑張ってきた中で、唯一面接までこぎつけた会社。





『大丈夫ですか!?』

「うぅ…苦しくてねぇ…」

『まずはそのベンチに!歩けますか?』

「ありがとう。」





余裕を持って家を出たあと、会社の近くのカフェで時間を潰し、そろそろかという時間になったので、会社に向かっていたのだが…
道で苦しそうにしているおばあさんを見つけてしまったのだ。





『座っててください。私お水でも買ってきますよ。』

お「でもその格好、就活生でしょう?」

『大丈夫ですよ、まだ時間ありますし。』

お「悪いねぇ…」





全然大丈夫じゃない…でも放っておくわけにもいかないし、悩むだけ無駄だよね。

私は近くのコンビニまで走って、お水と経口補水液のゼリーを買って戻った。





『おばあさん!?』

お「…っぅ…くるし…」

『きゅ、救急車…!』





戻るとおばあさんが真っ青な顔で倒れ、苦しそうに喉を抑えている。

私は慌てて救急車を呼び、おばあさんを日陰に運んで寝かせた。





『聞こえますか?』

お「…ぅう……」

『苦しそう…喉に何か詰まってるんじゃ…』





おばあさんの口を覗き込むと、わずかだが喉の奥に何かが引っかかっているのが見えた。





『大変!おばあさん、少し横を向けますか?』

お「うぅ…」

『呼吸も浅くなってる…』





私はおばあさんの体を横に向けて、詰まっているものを取ろうとした。
しかし奥に入っていて、なかなか取れない。





『おばあさん、軽く背中叩きますね。』

お「…っゲホッ…ゲホッ……」

『気道を確保しなきゃ…』





私はもう一度おばあさんを寝かせて、顎を軽く持ち上げて頭を後ろに反らせた。

荒くなっていた呼吸も落ち着いたようだ。





『もう大丈夫かな…?』

??「ねぇ、何かあったのかな?」

??「人倒れてるじゃん。」

??「えー、怖いねー。」





周りもざわつき始めて、恐怖心が大きくなってきた。

ただただ救急車が早く来て、おばあさんに何も無いことを祈るしかなかった。





_______ピーポーピーポー

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設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太 , ドS   
作品ジャンル:恋愛
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りさ - 続編楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月17日 0時) (レス) id: fbc5b984b4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - はい(*^-^*)分かりました(*^-^*) (2020年11月8日 1時) (レス) id: 87b8d1fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます。2もよろしくお願いします! (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - mさん» ありがとうございます!嫌な女感が伝わっているようで良かったです(笑) (2020年11月7日 23時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2020年11月5日 1時) (レス) id: e5bc4cbbcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いくら | 作成日時:2020年10月16日 22時

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