きみとふたりっきりで▼ ページ14
「らだおさんと喧嘩でもしたんですか？」
「ううん。ぺいんさんと私の挨拶の時の皆の反応の違いにショック受けて家出して来た」
「どんな反応をされたんです？」
onでゅーてぃーって言ったら沈黙の後、え。って言われた。と報告すると、ふふふ。と笑い出したウィルさん。
「ウィルさんも変って言うつもりですか？」
「いえいえ、アナタがあまりに可愛らしいのでつい。……on dutyと言いたかったのですね」
「おんでゅーてぃー」
「きっと皆さんその可愛さに呆気に取られたんでしょう。普段挨拶はされないんでしょう？」
確かに普段はしない。無線には入ってないし、廊下に座ってれば大体の人と顔を合わせるからその時に挨拶すればいいと思ってるし。
「普段挨拶されないアナタがいきなり挨拶をし、更にそれが可愛らしいときたら私でも同じように、えっ。と言ってしまいますよ。そして、続くぺいんさんの挨拶にすぐ返答することで照れを隠そうとする」
ね、納得しました？と、微笑まれればここで納得しないのはもはやただ自分が意地を張っているだけに思えて頭を縦にふる。でも頭は理解しても心はそれについてこない。そんな事まで全部全部ウィルはお見通しだったみたいだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 505人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇治銀時(プロフ) - あん0812さん» ありがとうございます！書きたかった場面とかはまだ沢山あったので、後々お見せすることが出来ればとは思っています。完結した後も感想をいただけて本当に嬉しいです！ありがとうございます！！ (12月14日 22時) (
レス) id: 7eec906a71 (このIDを非表示/違反報告)
あん0812(プロフ) - 一言だけ言わせてほしいです…だいすきです… (12月14日 21時) (レス) @page27 id: dfda058af0 (このIDを非表示/違反報告)
宇治銀時(プロフ) - 月宮 ハクさん» コメありがとうございます！ありがとうございます。とりあえずシリーズとしては終了というだけで、そう遠くない未来に戻って来ると思います。それまで端と言わずド真ん中(って、ドコや？)でお待ち下さい。 (12月11日 15時) (レス) id: 7eec906a71 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 ハク(プロフ) - 初コメ失礼します。いつまでも、いつまでも待ち続ける覚悟はできています。ただそっと隣人が如く何も言わずにそっと端っこの方で座って待っています。（何言ってるか分からなくなっちゃいました。すみません。） (12月11日 14時) (レス) @page27 id: 83264834b5 (このIDを非表示/違反報告)
カルミア(プロフ) - 宇治銀時さん» ありがとうございます！！ウィル大好きなのでまじでこのお話もめっちゃニコニコで読んでました！本当もう最高です…！ありがとうございます！！ (12月9日 10時) (レス) @page16 id: 783799f132 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宇治銀時 | 作成日時：2023年12月8日 18時
