腐女子いたw(終わり方雑になってます) ページ6
志麻side
あーもう、さっきの事があったからなのか、厨房の奥の方から微かに声が聞こえる
「私が今パンケーキとフレンチトースト届けにいった席の人達さ、どっちもめっちゃイケメンなんだけど…！なのにこんな可愛いお店来てるとか萌える…！！」
「え、あ、あそこの人達？…そういえばさっき、あの眼鏡かけてる方の人違う方の人の頬撫でてたよ…！？」
「え、うそ！？やばくない！？ぇ、カップルだったりするのかな…」
「どうだろうね…」
いや、カップルちゃいます
なんて言いたいけど、否定すると虚しくなる。俺は未だ認めていないが、多分俺はAさんのこと推しとしての"好き"以外にも"好き"を持っているのだ。
こんなの同姓愛だし、Aさん普通に彼女さんとかいたことあるって言ってたし、そもそもリスナーと活動者の関係だ。叶うはずのないこの恋心はどこへやったらいいのだろうか。そんなことを考え続けてはいるが、日に日に"好き"は募るばかりだった。
「え、ちなみにどっち攻めだと思う？」
「えー…眼鏡の人かなぁ…」
「あ、そっち派かぁ…」
「だって頬撫でてたじゃん！それで違う方の人照れてたし！！」
「いやいや、そういう人が夜豹変するとか結構よきよ？？」
あんなに悩んでいる俺の気持ちを他所に、厨房ではそんな会話が繰り広げられていた。ちなみに周りには聞こえていないっぽい。Aさんは何にも気にせず美味しそうにフレンチトーストを頬張っている
俺は小さい頃から耳がよかった。それで苦労することも多々あった。聞きたくない言葉も沢山聞こえてきたんだ。
まぁ、何故聞こえているんだって、こういうことです。
嬉しいと同時に、悲しくもなる。カップルに見えているのかと言う嬉しさ。ただ、本来はカップルでもなんでもなく、只の叶わない恋心。考えるだけで悲しくなる。
『……ん、志麻くん、食べないの…？』
志「え、あぁ、食べますwちょっと考え事してて…w」
Aさんを心配させるわけにはいかない。その一心で、必死に笑顔を作る
『そっか…大丈夫…？なんか……暗い顔、してるけど…？』
あぁ、駄目だったようだ。心配させてしまった。しかし、この心を打ち明けたりなどしたら駄目だ。軽蔑されて終わってしまうだろう。
志「そうですか…？普通に今日の夕飯何食べようかなとか、次何歌おうとかくだらんこと考えてたんすけど…w」
『そうなの？wんー、なら大丈夫か…w』
志「はいw」
なんとか乗りきれたようだ。
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みつば - 白瀬冬也 / しらゆきくん＠馬鹿同盟さん» うぇいうぇいしゆぅ() 俺に文才なんて皆無やが。てか俺うらつくでは関西弁なるんで、そこだけ。ありがとう！！がんばる！！ (2022年2月1日 18時) (
レス) id: 1997520eda (このIDを非表示/違反報告)
白瀬冬也 / しらゆきくん＠馬鹿同盟(プロフ) - うぇいうぇいみつばぁ() お前やっぱ文才お化けだね() いっちゃん最初の登録者になれたぞ！！ なんかとりあえず、うん、頑張れ！！ (2022年2月1日 18時) (レス) id: ac518005f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつば | 作成日時：2022年2月1日 17時
