めんこい ページ5
志麻side
『んとね、志麻、って言う男の子なんだ。こころざしに、麻薬のまって書くんだけど…違う…？』
うそやん。え、？ほんまに…？
まさかの推しからの認知に頭の中は追い付いてこなかった。
本当に俺の事を知っていてくれてるなんて。夢にまで見たことが、今この場で起こっている。その現実を理解できていないようだ。頭がパンクしそう。
『あのぉ〜……はは、大丈夫…？』
あぁ、誰かの手が見える……誰の手やろ…って、Aさんの手や！！
志「っあ！あぁ、すみませんwぼーっとしちゃってました…w」
『ははwほんとに動かないからびっくりしたw』
志「いやぁ推しからの認知やったんで、びっくりして…w」
『あーそっか、君からしてみれば俺は推しなのかぁ…って、認知ってことは、君志麻くん…？』
志「あ、はい、そうです…」
やばい、顔が熱い。推しからの名前呼び……軽率に死ねるんやが…顔赤なってないかな…
なんて心配をしていると、Aさんから話しかけられた
『あは、顔赤いねぇwどうしたの…？w』
何が、何が起こっとるんや。今日俺の命日なんか。
今俺はAさんに頬を撫でられている。
推しに触られるとか考えてみ。死ぬやろ。名前呼ばれただけで死ねた俺が推しと肌が触れている。尊死一択やねんけど。
『ぉ、更に赤くなったw…ふふ、めんこいねぇ……』
志「え…？」
めんこいってなんや…？
そんな疑問を持ち、端末を取り出す。いつものGo○gle先生を起動し聞いてみる
は、ぇ…？
そこにあったのは、「可愛い」の3文字(たまに4文字)。つまりだ。Aさんは俺に可愛いと言ってくれたのだ。
本当にこの人は…殺しに来ているのか。何故それほどまでに神対応。何故それほどまでにファンサがすごい。
志「ぁ、や…俺、可愛くないですから……」
『何いってんの。そんな顔して説得力ないんですけどー？w』
「あの、失礼します、パンケーキです…」
っは、あぁあぁ、俺今カフェにおるんやった。忘れとった。
店員さんの可愛らしい高めの声で一気に現実に引き戻される。Aさんも頬から手を離してくれた。とりあえず一安心だ
「あ、こちら、フレンチトーストになります。」
『あ、ありがとうございます！』
「っ…！ぃ、いえ…ごゆっくりどうぞ！」
あ。店員さんが逃げるように厨房へ戻っていく。やはりAさんの顔はすごく整っている。行きつけの店の店員さんですら照れさせるのだ。
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みつば - 白瀬冬也 / しらゆきくん＠馬鹿同盟さん» うぇいうぇいしゆぅ() 俺に文才なんて皆無やが。てか俺うらつくでは関西弁なるんで、そこだけ。ありがとう！！がんばる！！ (2022年2月1日 18時) (
レス) id: 1997520eda (このIDを非表示/違反報告)
白瀬冬也 / しらゆきくん＠馬鹿同盟(プロフ) - うぇいうぇいみつばぁ() お前やっぱ文才お化けだね() いっちゃん最初の登録者になれたぞ！！ なんかとりあえず、うん、頑張れ！！ (2022年2月1日 18時) (レス) id: ac518005f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつば | 作成日時：2022年2月1日 17時
