【sm】相席したのは推しでした【男主】

始まり ページ1

志麻side

俺は志麻。歌い手活動を始めて、お金まぁまぁ貯まってきたし、東京行ってみたいなぁ…って言う
昔からの夢を追いかけて衝動的に上京した…


心機一転、歌い手活動更に頑張るぞ！！

とか思いながら、パンケーキが有名なカフェに入ることにした。

志「うわ、人多いなぁ…」

やっぱり東京。人が多い。結構時間かかるんかなぁ…とか思いながら、スマホを取り出しゲームのアプリを開く。

本当ならようのつべで推しのAさんの歌聴きたいんやけど…呼ばれたのに聴こえんかったーとか嫌やから、音がなくてもできて、すぐ終わることができるゲームにする

ゲームをやり始めてから約5分後

「すみません、只今大変込み合っておりまして、相席でもよろしいでしょうか？」

志「あ、はい！全然大丈夫です！」

と言われた。相席なんて初めてやし、なんか怖いな…とか思いながら案内されるまま席につく

志「……」

『………』

なんか、無言って怖いな…でも、こういうのって、喋らんもんなんかな……
とか色々悶々と考えながらメニューに目を通す

パンケーキ食べたいなぁって思って来たけど、なんか違うので食べたいもんあるかもやし…

とか思ってる間に見終わって、考えるが……やはりパンケーキに一番惹かれる

パンケーキにしようって思ってたんやし、パンケーキでええよな
という結論に至り、チャイムを押す

「はーい、今行きまーす」

という間延びした可愛らしい声が聞こえる

「お待たせしました、ご注文はお決まりになりましたでしょうか？」

志「あ、はい。えっと、この、パンケーキ。お願いします」

「了解いたしました。少々お待ちください」


『…ねぇ』

えっ……この、声って……

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