考えてしまったこと ページ5
「お疲れ様でした〜」
YouTubeの撮影を終えて1人帰り道を歩く
いつもは気にならなかった道が今日ばかりはとても気になる
後ろに誰かいるんじゃないか
誰かに捕まるんじゃないか
そういう考えばかりが頭の中でグルグルと回る
だから余計に怖くなっちゃって心拍数が上がっているのがいやでもわかる。
「落ち着け…大丈夫…」
呼吸が乱れそうになるのを抑え、ゆっくりと呼吸を整えるためしゃがみこむ
そこから後ろに人がいたらとか考えちゃって1歩も動けなくなってしまう
「………どうしよう、」
そう呟いた途端、右肩に手が置かれる
体が一瞬にして硬直しながらもゆっくりと後ろを振り返った。
「…飛貴」
浮所「…やっぱり、1人で帰らせなくてよかった。」
少し息を乱した飛貴が立っていた
差し出された手を取ってゆっくりと立ち上がると飛貴の方に優しく引っ張られて抱きしめられる
「飛貴？外だよ？」
浮所「今だけだから。」
浮所「今日の撮影辛かったよね。暗闇1人で歩かせてごめん」
「大丈夫だよ。少し克服したから」
浮所「でも歩けなくなってたじゃん」
「それは…その…」
浮所「心拍数だって早い」
「…ひぃだって早いじゃん」
浮所「…そりゃあ好きな子抱きしめてるから」
「なっ……、」
浮所「照れた？笑」
「からかったな」
浮所「ごめんって笑」
「そろそろ帰らなきゃ」
浮所「大丈夫？」
「大丈夫大丈夫」
浮所「手震えてるけど」
「気のせい気のせい」
浮所「A？」
そう言われたらもう素直になるしかなくて
「……こわい。」
浮所「俺ん家来る？」
「へ、？」
浮所「ほら俺もいるし家族もいるし」
「いやそれは…」
浮所「いーじゃん。名案じゃない？」
「でも迷惑じゃ…」
浮所「迷惑じゃないから。ね？」
「う、うん…」
お言葉に甘えて家にお邪魔することになった。
浮所「…あ、俺の部屋で一緒に寝る？」
「えっ、？！」
浮所「夜、ひとりで寝るの怖いかなって」
「あ、あぁ…そーゆー…」
浮所「なに笑俺が手出すとでも思った？笑」
「そんなこと、」
……思いました。少し期待もしました。
浮所「安心して手ださないから笑」
「…うん」
それが少しほっとしたような、残念なような。
浮所「…家族いなかったらわからないけど笑」
家が飛貴だけでありますように。
そう、願ってしまった。
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桃＆海(プロフ) - つばささん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません、！こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました！！！！またリクエストお待ちしてます。よろしくお願いします！ (2021年2月6日 23時) (
レス) id: 662bc0f8dd (このIDを非表示/違反報告)
桃＆海(プロフ) - 浮所のぴだか氏さん» コメント遅くなってしまい申し訳ありません！更新が疎かになっていて申し訳ないです。これからも楽しみにしてくださると嬉しいです。リクエストもおまちしています！ (2021年2月6日 23時) (レス) id: 662bc0f8dd (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございます！！まさか桃瀬ちゃんも映画に出るとは思いませんでした笑素敵なお話ありがとうございました！ (2020年12月14日 19時) (レス) id: 2be2c13e5a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - こんばんは！いつも更新ありがとうございます！リクエストなのですが、先日浮所くんが胸キュンスカットに出てました！そのお話をお願いします！ (2020年12月12日 23時) (レス) id: 2be2c13e5a (このIDを非表示/違反報告)
浮所のぴだか氏 - ちょー嬉しいです！なんか普通にロスってて、自分でいたら桃瀬ちゃんはこうしてるのかな？と考えてしまうほどでした。なので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年11月23日 0時) (レス) id: ca22547b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海＆桃
| 作成日時：2020年11月22日 21時
