【ツイステ】冤罪は頭脳と少しの暴力で証明する【進○○○○】 (ページ32)

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31.宣戦布告ページ32

A目線

【昼休み】

『2時間目の休み時間ぶりですね』

私はあの3人組にあう

それとユウちゃんも一緒だ

「さっきは妙な特技を披露してくださり

ありがとうございます

毎日あんなことをされているのですか？」

吊り目の人がそう言って笑う

と言うかずっと笑ってる

『誰かのせいで毎日この調子ですよ』

「はぁ？なに人のせいにしてんのー？

自業自得じゃんまじ早くシメたいんだけど」

次は垂れ目の方が喋る

「もう少し待ちなさいフロイド」

タコさんは笑っている

フロイド君か

『私少なくとも3人には何もしてないと思うんですけど

自己紹介もせずに締めるなんてふざけてるんですか？』

「これはこれは失礼しました

私はアズール・アーシェングロッド

オクタヴィネルの寮長を努めております

こちらはジェイドとフロイド

私達はユウさんのお友達なのです

当然お友達がこんな可哀想な目にあわれているのに

黙って見過ごすわけにはいきませんよね？」

「みんなっ…私は大丈夫だよ…？」

それなら連れてこないでほしかったなぁ

ご飯食べる時間が無いじゃん

胡散臭い売人みたいだ

あの2人は馬鹿だけど多分ユウちゃんの事を

思っての行動だろう

でもこの人達は違う

フロイド君は単純に血のっ気が多いだけだろうけど

『私をどうするつもりですか？

フロイド君は私の事を殺したがってるようですが

この中ではフロイド君が1番強いんですか？』

「まさか、僕達は貴女に交渉しにきたのです

『これ以上ユウちゃんに関わるな

そうすれば私を虐めている連中を黙らせてやる

と…』

ほう、流石把握力がありますね」

ジェイド君は少し驚いた素振りを見せる

『美男子に褒めれるのは悪くないですね

ですがその交渉にはのりません

そもそもやってないので

ところでもう1度聞きますが

1番強いのはフロイド君ですか？』

「あ？だったら何なの？」

『複数人に襲われたときは

1番強そうな奴を殺せと教えられました』

「交渉決裂ですか…」

アズール君がそう言うと

フロイド君は嬉しそうに笑った

「じゃあシメて良いよね？」

「殺してはだめですよフロイド」

「がんばるぅ」

そう言い終わるか否か位で

フロイド君は制服に両手をしまったまま

私に蹴りを入れてくる

腕でガードしたまぁ男の子だし

それなりに力があるかな

まぁ、でも

『これなら貴方達に任せるより私が始末したほうが早い』