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僕は、元々お母さんが好きでした
お母さんは、いつだって僕を信じてくれた
僕を捨てないでいてくれた
だから僕は、
「ママがいい」
静かに、そう言いました
リスカの傷なんて見なかったふりして
それを聞いたお母さんは
「そう...でも、あの人次第よね」
そう呟いたお母さんはフラット立ち上がって寝室に行った
怖かった、お母さんが消えるんじゃないかって
でも、僕はその日、そのまんま寝た。
その次の日も、その次の次の日も毎日そんな繰り返しだった
そんなある日、僕は喘息発作を起こした
今思えば、これがいけなかった
喘息で僕は入院をした
そして、あることに気がついた
いつも僕が持ってるスマホがなかった
その日、お見舞いにくるお父さんにスマホ持ってきてと伝えた
だけど、お父さんは「持ってくるのを忘れた」といった
僕は、その入院期間、ずっとスマホを貰えなかった。
退院日
僕はある異変に気がついた
お母さんが迎えにきていない
お母さんだけじゃない、藍がいない
不思議に思いながらも帰ろうとしていた僕
そんな僕に、おばあちゃんがこういった
「今日は、退院祝いでホテルに泊まろうか」
小さい僕ですら、違和感を感じる言葉だった
だけど、抵抗できない僕はホテルに泊まった
次の日、家に帰っても見つからないお母さんの姿
藍の姿
とうとう、僕は耐えきれずおばあちゃんに聞いた
「ママは？藍は？どこ？」
おばあちゃんは僕の問いにこう返した
「ママはママのお母さんの体調が良くないから里帰りしたよ」
僕は、その時点で気がついた
離婚だ。
だって、お母さんのお母さんの元にはお母さんのお姉ちゃんがいる
お兄ちゃんは、自分で死んじゃったけど、お姉ちゃんは生きていた
あまりに無理のある嘘に僕は笑ってしまった
確実に離婚だとわかった瞬間があった。
それは、地域の大学の文化祭に友達と行った時
おばあちゃんのスマホを僕は持って行っていた
なぜなら、僕の元々持っていたスマホはお母さんの連絡先が入っているからか捨てられたみたいだった
おばあちゃんのスマホを見てみると、離婚をしていることが明らかになる写真があった
僕はすぐに、泣き崩れた
友達は、僕のことを心配してくれていた
その頃の僕は、まだ小学生だったけど
TikTokをしていた、そのTikTokで繋がっていた人がいた
その人にはいろいろ相談していたから
文化祭から帰った時
その人に、親が離婚していることを話した
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琥珀糖くんロボ＠らびまるもしもちゃん推し - 僕は今出てないと思うけど昔喘息ありました！しかも自分も親が離婚してるんですよね。作者様ほど酷くは無いですが…僕も結構辛い過去があるんですよね。作者様を応援します。作者様が今よりもっと幸せになれますように。 (6月14日 18時) (
レス) @page2 id: 05d80f8ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫 - 読んでてほんとに涙出てきました。生きててすごいと思います。僕にはきっと無理です。人はまだ全然平和でも平等でもないって…。作者様のように発信することで多くの人に現実を知らせることができると思います。本当に尊敬します。どうか無理せず生きてください。 (2023年3月9日 20時) (レス) @page15 id: 6273500c1b (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - "お前なんかに何が分かる"と思うかもしれませんが、誰からにも信用されなかったら自〇したくなりますよね...私だったらもうすでに自〇していると思います...。でもこれから、一緒に頑張りましょう。最後、上から目線になってしまってすみません！ (2022年12月11日 21時) (レス) @page6 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ！(プロフ) - 長くてすみませんが少々お付き合い下さい。私も作者様の様に作品として体験談を残し他の方に伝えてます。作者様がこうして作品という形に残す事によって他の方の気持ちも救われると思います。最後に上から目線で申し訳ないですがお互い頑張りましょう！ (2022年12月5日 19時) (レス) id: 779b4574fe (このIDを非表示/違反報告)
虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ！(プロフ) - 別の作品の方でもコメントさせてもらってますが、私も家族(血の繋がった他人)から酷い事をされてます。作者様の気持ちが痛いほど分かります。他の方が言ってる様に書くのは辛いと思います。でも、同じ様な境遇の人が閲覧する事で「自分だけじゃない」と安心出来ます。 (2022年12月5日 19時) (レス) @page9 id: 779b4574fe (このIDを非表示/違反報告)
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