【d!】おいしくたべれる賞味期限。【zm】

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zm「なんで、俺の次は取らへんって____」

『ぞむ！おさかなさんとれる？しまさんが、ぞむならおさかなさんとれるっていってる！』

zm「...ん、わかったわ」


タイミング悪いな...

まぁ、Aに悪気はないやろうし、ええか、

...んで？了知したはええけどなんやったっけ？

あ、魚か。

っとなると...


zm「兄さん、荷物と服預かっとってくれへん？」

ni「ん？ああ、ええけど、なにすんの？」

zm「素潜り。」

ni「あー、得意やったな、素潜り...服、貸しや。畳んどくわ」

zm「ありがと。...あ、煙草の匂いつけんでな！」

ni「はいはい、わかっとるわかっとる」


パッと雑に下着以外を脱いで

兄さんに預けると、兄さんは嫌な顔せずに受け取って畳んでくれた

...さ、俺は魚を取り行くか、


『ぞむ、なにするの？』

kn「お？あー！素潜りするんやな！」

『すもぐり？』

kn「生身で海に入るんや！」

『おぼれない？』

zm「俺は泳げるから大丈夫やで。そこでシッマと待っとき」

『...うん』


久しぶりに素潜りするな...

果たして魚が素手で昔みたいに取れるかが問題なんやけど

昔は結構水ん中でも俊敏に動けたから良かったんやけど、

最近は水ん中で動くどころか、水ん中にすら入ってへんやったからな

そもそも、海にくるの自体半年ぶりくらいやし

...ま、そんな事はどうでもええか、

とりあえず海に入るか、


zm「...さっむ」

ni「水温低いんやない？」

zm「ちょっと低いわ」


まぁ、バランス取れるし、動けへんこともないから大丈夫か

もし危ないと思ったら上がればええし、

...あれやったら兄さんが助けてくれるやろ、昔みたいに


zm「お魚ってあれやんな」

『うん！そのおさかなさん！』

zm「ん。」


Aが言うとるのは、このそこそこ大きい鯵やな、

フライとか、刺身にすんのもええかもな、

...まぁ、刺身にするのはAが刺身食えるかどうかなんやけど、

そんなことを考えながら一気に潜って魚を素手で思いっきり掴む

なんや、俺もまだまだ動けるやん


zm「ぷはっ...」

ni「お見事やな」

kn「ほらな！ゾムやったら取れんねん！」

『ぞむ！すごい！』


魚を兄さんに受け取ってもらって

テトラから上がってコンクリの上に帰るとAがタオルを持って走ってきてくれる

...癒しってまさにこのことなんかな


zm「ん、ありがと」

『はやくからだふいて！ふいたらだっこして！』


かわええな、

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